ゴシラン

走ることについて語ります

日本海から太平洋まで走れ!

6月のサロマの前に、一本レース入れときたいなあ。

2年前に出た旭川のトレランレースにまた出ようかなあ。

などと思っていたところで、ビビビと私の中に電流が走るようなイベントを見つけてしまった。

 

moshicom.com

 

まず、このイベントで注目すべきは「超ウルトラ」という言葉だ。

「ウルトラ」という単語に、すでに「超」という意味が含まれているのに、その上に更に「超」をつけている。

「頭痛が痛い」のようなおかしな言葉のような気もするが、「超」をつけることによって、「めっちゃウルトラ」という力強さは伝わってくる。

 

でもって、このイベントのイカれているところは「日本海から太平洋まで走っていく」というところにある。

いくら北海道の距離感覚がわからない道外民から見ても、「日本海から太平洋」という文字を見れば、それは走っていく距離ではないだろうというのがわかるだろう。

 

コースはこんな感じ(図は https://moshicom.com/course/8349/ より拝借)

 



小樽から苫小牧まで150km。

サロマ100kmの一ヶ月前に、こんなものに出ている場合なのかという気がしなくもないが、「北海道初のスーパーウルトラ」とか「これが最後の開催になるかもしれない」なんて主催者のメッセージを読んでみると、「これはやるっきゃないと!」という気分にさせられてしまう。

人生一度きり。

挑戦できるときに挑戦できることをやっておかなければなあ。

 

日本海側の小樽を朝の4時半に出発し、太平洋側の苫小牧まで、制限時間は24時までの19時間半。

サロマの制限時間が「100km13時間」ということを考えると、できそうな気もするが、果たして100km超えた後どうなっているのか想像もつかない。

しかし、こういう「どうなるかわからない」ことにあえて挑戦するのも、年に一回ぐらいはいいだろう。

成功すればそれでよし、失敗しても「挑戦した」という証は残る。

 

さて、参加するとなると、問題は移動手段なのだよね。

イカーだと、さすがに帰りの運転が不安すぎる。

なんせゴールの苫小牧から、私の住んでいる釧路まで300kmも離れてるもんでね。

 

ゴール後の疲労を考えると、できれば移動は短時間でサクッと済ませたい。

となると、ベストチョイスは飛行機なんだよね。

定価だと釧路ー新千歳は片道2万円以上するが、ANAの「SUPER VALUE 75」を使うと、7740円と、定価の半額以下で行ける。

というかJRよりも安く行ける。

これは使うべし、使うしかない。

 

ところが、SUPER VALUE 75を使うためには、あと3日以内に飛行機の予約をしなければならんのね。

すなわち、あと3日以内に「超ウルトラキャノンボールラン」に出るかどうかを決めなければならないわけである。

 

そんなわけで、ここ2〜3日、「あー、どうしよう。出るべきか出ないべきか」と、極めて低レベルの悩みを抱えながら生きている私である。

もし、このブログをご覧の皆様の中で、「これは出るべきだ」とか「私も出てみたい」などと背中を押してくれる方がいらっしゃいましたら、コメントで燃料をたきつけてください。

 

今の私は「押すなよ!絶対に押すなよ!」と言いながら、熱湯風呂に入る瞬間を待ちわびているのかもしれません。

 

さようなら。