ゴシラン

走ることについて語ります

リニューアルした又飯時へと31km走

本日はクラブ練の日。

 

ただクラブ練だけだと15kmと、ちょい物足りないので、今日も「早出自主練」でしっかり距離を稼ぐことにしましょう。そうしましょう。

 

北海道の日本海側は、すっかり雪が積もってしまいましたが、ここ道東の太平洋側は、まだバッチグーでアスファルトの見える路面です。

 

 

しかし、前日雨が降ってアスファルトが濡れて、そんでもって今朝の冷え込みのために濡れたアスファルトが凍って、道路は「ブラックアイスバーン」と化して、デンジャラスな路面でしたね。

車の運転はもちろん、走っていても気を抜くとズルっと行きそうになるぐらいのツルツルぶりでした。

雪道のランニングも危険ですが、釧路民はこれから雪道を超えた「氷道」での試練のランニングシーズンに入っていきます。

まあ、トレイルランの練習と思えば、こういう悪条件も少しは楽しめるのではないでしょうか。

 

 

春採湖のほとりにある「ひぶな坂」を上って、登坂能力とスタミナを鍛えましょう。

 

16km走って、クラブ練に合流。

 

 

気温3度。

晴れてはいましたが、西から風速10m/sクラスの暴風が吹き荒れ、なかなかハードな条件でした。

とは言え、3月の荒川河川敷を走ることを考えれば、こういう強風にも慣れておかなきゃならんでしょう。

 

本日の目的地は「又飯時(またいとき)」。

ほとんど平らなところのない、アップダウンの激しい道を、心を無にして進みます。

それでも行きは追い風でまだ楽チンでしたがな。

 

 

海岸沿いで景色はものすごくよく、坂さえなければ理想的なランニングコースなんだがな。

 

 

又飯時到着。

 

 

ちなみにこれは前回(今年の4月)行ったときの写真。

知らんうちに看板が新しいものになっていました。

 

新しい看板を見てみると、「釧路町に数多くある難読な地名のうち、もっともよくわからない地名」と、町の関係者からも意味不明ぶりが指摘されている、ある意味可哀想なネーミングの地名ですな。

にしても、もうちょっとオブラートに包んだ表現はできなかったものなのだろうかと、ちょっと思ってしまう。

又飯時の謎は深い。

名探偵コナンでも、この謎を解くことはきっとできないであろう。

 

では、又飯時からスタート地点へと戻りましょう。

行きの段階で予想はできていましたが、かなりキョーレツな向かい風でしたね。

しかし、こういう環境が、速くはないけど「強い」ランナーを作るのである。

つべこべ言わずに、淡々と進むのだ。

 

 

ホントにアップダウンと風がなければ、気持ちよく走れる景色のランニングコースなんだがなあ。

 

 

クラブメンバーによると、このかたつむりのオブジェも場所が移動したらしい。

言われてみれば、前は違うところにあったなあって気もするが、じゃあどこにあったかと言われれば、そんなことはわからない。

人間の記憶力というのは、自分にとってどうでもいいことに関してはいい加減なものである。

 

 

31km、総上昇量476mの道のりを、だいたいキロ5分半ペースで走り切りました。

サブスリーを目指す練習としては、数字的には物足りなく感じるかもしれませんが、リディアード式トレーニングで言うところの「有酸素走り込み」と「ヒルレーニング」の2つを両立させることができた、質の良い練習になったのではないでしょうか。

こういう悪条件で淡々と走ることが、フルマラソン後半の粘りにつながるのではないかと思います。

 

 

今日の練習は、フルマラソンの練習というよりは、来年こそは開催されるであろう「サロマ湖100kmウルトラマラソン」のいい練習になったのではないかと思います。

ウルトラ向きの、ピッチ重視のコンパクトな走りができたんじゃないかなあと。

2023年サロマへの準備はすでに始まっているのである。

 

あ、遅くなりましたが、本日「湘南国際マラソン」「防府読売マラソン」などの大会に参加された皆様、お疲れさまでした。

満足する結果になった方も、撃沈された方も、今日はゆっくり休んで、心身共に次へのエネルギーを蓄えていきましょう。

 

さようなら。