バブル期にこんなCMソングが流行りましたよね。
今だったら「こんなブラック企業で働きたくないわ!」と世間からバッシングを受けるような歌詞ですが、当時高校生だった私は「24時間世界を舞台に戦う」サラリーマンがかっこいいと思ったものです。
(んで、就職活動で現実を見て、「やっぱ俺、9時〜5時の男でいいわ」と薄給すちゃらかサラリーマンの道を選んだ私。もちろん後悔など1mmもしていない)
そして、バブルから30年以上経った今。
釧路で「24時間戦うマラソン大会」が開催されることになりました。
去年、コロナによって中止になった「まちなかトレラン」がパワーアップして帰ってまいりました。
今回の目玉は、第1回の「8時間耐久」に加え「24時間耐久」部門ができたことです!
6月25日の15時にスタートして、ゴール時間は翌26日の15時。
夜を徹しての果てしない戦いになります。
ズバリ、私の目標は「160km」すなわち「100マイル」。
100マイルレースなど、私とはかけ離れた遠い世界のことだと思っていましたが、なんと自分の住んでいるところでこんな大会が開催されるとは。
人間、諦めずにボーッと待っていたら、どっからか蜘蛛の糸が用意されることもあるものだ。
これは目指すしかないっす!!!
蜘蛛の糸を上って、100マイルの天国を目指すのだ!!!
思えば、2年前の第1回大会のとき、ゲストランナーのtomoさんこと井原知一さんに
「100マイル行けますよ!」
と、ありがたいお言葉をかけられたものです。
あのときは社交辞令ぐらいのものだと思っていましたが、ここは現実にするしかないですな。
今年はtomoさんと共に100マイルを駆け抜けたいものです。
私は頭は悪い方だと思いますが、2年前、8時間で50マイル走れたからと言って、「そっから倍の16時間かけて、もう50マイル走ればいいんでしょ。楽勝じゃん」と思うほどバカではありません。
長い24時間の中、疲労や眠気で、ピタッと1mmも動けなくなるときが必ず来るはずです。
走力はもちろん、補給や休憩の戦略面が、100kmのウルトラマラソンよりもずっと大事になってくると思います。
まあ、さすがに100kmのウルトラマラソンに比べても、「24時間走」に出たことがあるなんて人は、絶滅危惧種ぐらいの希少価値がありまして、「24時間走 完走記 ブログ」で検索をかけても、ほとんどヒットすることはありません。
フルマラソンなら「ダニエルズさんのなんちゃら」など、トレーニングメソッドが色々出回っていますが、100kmを超えるようなマラソン大会にマニュアル本などありません。
逆に言えば、マニュアルなどに頼らず、自分で道を切り開いていく楽しみがあるというものです。
ふふふ、やってやろうじゃないか!
24時間100マイル。
全国のウルトラマラソンファンの皆様、サロマは中止になりましたが、サロマと同日に、同じ道東の地でワクワクするような舞台が用意されました。
リゲイン片手に、釧路の地を24時間走り回ろうじゃありませんか!
以上、右ふくらはぎの肉離れも忘れてしまうような、熱い変態レース情報でした。
レースまでの間隔を考えると、今月末までには、キロ7でいいんで、40km走ができるぐらいまで復活したいなあ。
まずは早いとこ怪我治すことからですな。
さようなら。