ゴシラン

走ることについて語ります

ドウシシャの焼き芋メーカーで、さつまいもに溺れる日々

スーパーで売ってる焼き芋ってうまいですよね。

 

 

私は北海道民ということもあって、ずっと「さつまいも派」ではなくて「じゃがいも派」だったのだが、最近の焼き芋って違うのよな。

ねとーっとしていて、それでいて、ふんわりした食感で、めっちゃ甘ったるく、これはもう「スイーツ」と言ってもいいレベルである。

「家でもこんないもが食いたい!」と、私の焼き芋に対する欲望はMaxになっていたのだった。

 

で、ネットで調べながら、タジン鍋や電子レンジを駆使して、それっぽいものを作ろうとしたが、どうもパサパサしてイマイチだ。

料理の才能ゼロの私に、本格的な焼き芋は無理なのだろうか。

 

「技術がなければ、道具に頼ればいいじゃない」

という、のび太くん的発想により、ドラえもんに秘密道具を出してもらうような、藁にもすがる思いで、「焼き芋メーカー」なるものを年末に衝動買いした私なのであった。

 

 

ドウシシャって「同志社大学」と何か関係あるのかね?

別にどうでもいいが。

 

さて、このドウシシャの「焼き芋メーカー」。

焼き芋の他に、焼きとうもろこし、あとプレートを変えればホットサンドも作ることができるのだが、こんな汎用性の低い、昔はやった「餅つき機」みたいなものを買ったところで、絶対すぐ使わなくなるだろう。

頭で考えれば、こんなものを買わずに、スーパーの半額時間帯を狙って焼き芋を買う方がコスパがいいのはわかっているのだが、一度「焼き芋熱」に浮かされた私を止めることは誰もできない。

まあ、7000円ぐらいなら、そこまでの金額でもないし、ブログネタにしても面白そうだしということで、「エイヤッ」とポチってしまいました。

 

 

我が家に焼き芋メーカーがやってきました。

 

 

早速、スーパーで、「ねっとりとして濃い味」ということで評判の「紅はるか」をゲットして、焼き芋メーカーにセットしました。

さつまいものサイズは、長さ22cm、直径6cmまで入ります。

まあ、入んなかったら切ればいいわけなので、テキトーにトレイにみっちり入るぐらいの大きさのものを選んで買えばいいんじゃないでしょうか。

 

いもをセットしたら、あとはタイマーをセットして、待つだけ。

20分もしたら、なんともいえない焼き芋の香りが部屋の中に漂い、まるでドン・キホーテのレジ近くにいるような気分になる。

 

説明書によると、タイマーの設定は40分ということになってますが、個人的に「5〜10分」長めにした方がおいしいと思います。

 

んなわけで、50分にタイマーを設定して完成。

 

 

パカッと2つに割りましょう。

おお!ねっとりしていて、めっちゃ柔らかい。

皮には蜜がべっとりついていて、パサパサ感は全く無く、これは期待大だ。

 

いただきます。

う、うまい!!

これだよ。これ。

夢にまで見たスーパーの焼き芋が家で味わえるとは、感無量である。

人生捨てたもんではない。

なんて安っぽい夢なんだって気もするが、夢は大きいよりも小さい方が、手軽に達成感を得られ精神衛生上よい。

 

ねとっとした食感、ちょっとくどいぐらいの甘さ。

ふー、満足満足。

もう一回使っただけで元は取ったなと思ったぐらいの、焼き芋メーカー様なのであった。

 

ついでなんで、色んな種類のいもで試してみます。

 

 

シスクスイート。

名前の通り、もちっとしながらも、絹のように上品な滑らかさがある。

甘さも紅はるかのようにはくどくなく、「大人のさつまいも」という食感であった。

 

 

安納芋。

これは「紅はるか」同様のねっとり感があるという評判であったが、焼き芋メーカーのトレイに合わない形状が難点なのか、ちょっとパサパサしていてイマイチであった。

丸っこい形状の安納芋は、ドウシシャの機械には合わないのかもしれない。

 

 

鳴門金時。

ねっとり系というよりはホクホク系ですな。

焼き芋よりもふかし芋の方が向いているのかも。

ちょっと細めのものだったこともあり、トレイの形状に合わず、万遍なく焼かれなかったのか、真ん中の方はちょっとパサパサ感があった。

75点。

 

 

ノーブランドで安く売っていた茨城産のもの。

これは全く期待していなかったが、トレイの形状に合う太さがよかったのか、中までねっとりしていて、「紅はるか」に匹敵するような味わいであった。

 

《まとめ》

 

・マニュアルでは「焼き時間40分」となっているが、50分ぐらいに延ばした方がうまい。

・おいしさは芋の種類よりも、大きさの方が重要だと思う。「トレイにみっちりとおさまる」ぐらいの大きさのいもを選ぶべし。細いものや安納芋のような丸っこいものは「ねっとり感」が薄くイマイチ。

・私の主観的な評価は「シルクスイート>紅はるか>鳴門金時>>>安納芋」。特にシルクスイートは一晩おいた冷めたやつでもうまい。

・すぐ飽きるとは思うけど、焼き芋好きなら一回は試してみ価値がある。と言うか、一回だけでも「元は取れた」と思うぐらいに、完璧なスーパーレベルの焼き芋ができる。

・そこそこでかいサイズのさつまいも2本は、一人暮らしだと余してしまう。じゃあ2本入れずに1本だけで作れって話もあるが。

 

3連休は焼き芋を6本も食ってしまい、すっかり増量してしまいました。

今後は「週末の楽しみ」として、一週間に2本ぐらいに抑えて、ほどよい距離感を持った「焼き芋生活」を送りたいと思います。

さつまいもは食物繊維が豊富で、お通じによさそうだし、確かに糖質は高いが、GI値は低いし、少なくとも菓子パンよりは身体にいいだろう。

 

おすすめ度 ★★★★☆

 

さようなら。

手で書くということ

3連休最終日。

いきなり職場からの呼び出しを受け出鼻をくじかれたが、業務終了後、サイクリングロードへ。

 

 

路面状況は良好で、今日も夏シューズ「HOKAクリフトン8」で走りました。

このまま春になればありがたいのだが、そうは問屋が卸さないだろう。

とりあえず、つかの間の「春路面」を満喫するようにしていこう。

 

 

イオンなどがある商業区域を過ぎると、1kmぐらいで「鹿天国」の空間となります。

北海道はそこそこ大きな街でも、ちょっと郊外に出ると自然を感じられるのはいいですな。

 

久々にガーミンさんから「休養指令」が出たので、今日は90分ジョグでおしまい(あんまり休養の意味をわかっていない)。

レースも近いが、とにかくこの時期は「怪我をしない」ことを何より優先していこう。

どうしても寒いと筋肉が固まって、怪我をしやすくなるからな。

 

 

ランニング日記はTwitterでのつぶやきだけではなく、ノートにも手書きで書いています。

10年ぐらい前にメンタルの調子を崩したとき、治療の一環として、手書きの日記をつけていたが、手で書くことによって、キーボードでブログの文章を打つよりも、より深い内面に走っていくことができ、自分を客観的に見つめられるような気がします。

そのときの日記は、後日、寛解後に読み返して、「あかん、あんときの俺狂っていた」と、顔から日が出るぐらいの恥ずかしさを感じ、「こんな黒歴史はポイだ!」と捨ててしまったがな。

(こういう性格だから、メンタルの調子を崩しやすい)

 

書く内容は、体の動かし方とか感覚とか、そういったフォームに関することが多いですね。

あんまり私は数字は気にしません。

強いて言えば「数字と感覚のズレ」を気にします。

手で書くことによって、自分の心や身体との対話をするって感じです。

 

手書きは、精神状態による字の乱れが出たり、コピペや消去が思うようにできないんで、文章の構成がPCでタイプするよりも難しいところがありますな。

逆に言えば、いくらでも簡単に修正を加えることができるタイピングよりも、手で書くことで、「本物の自分」が浮き出るところはあると思います。

文字だけでは表せない「行間の情報」は、PCやスマホの画面越しよりも、手書きのノートの方が読み取りやすいですね。

現在の「デジタル全盛」の時代だからこそ、こうした「アナログ」の部分を生活の中に残しておきたいものです。

人間は「デジタル」のロボットではなく、繊細な「アナログ」の存在なのですから。

 

図書館で面白そうな本があったので、借りてみました。

 

 

山﨑浩子さんと言えば、私の世代では「新体操の選手」というよりは「クイズダービー」や「統○教会」というイメージの方が強いですね。

それはさておき、「筋肉に頼らない」ランニングを目指す私としては、どんな内容なのか、ちょっと気になるところです。

こういう「走ること」と直接関係のないことは、タイムを縮めるためには遠回りに感じるかもしれませんが、私が本当に目指しているのは「目先のサブスリー」ではなく、「70になっても道マラやサロマで、余裕を持って制限時間内に走れる」ことです。

そのために必要なのは、力任せで筋肉をいじめるのではなく、筋肉に負担をかけない「正しい身体の使い方」にあると思います。

70〜80でも思うように身体を動かせる「土台」を今からしっかり作っておき、武術研究者の甲野善紀氏のように「70を過ぎた今が、人生で一番体が動く」と言えるようになりたいものです。

 

さようなら。

阿寒の山を見ながら30km走

今日の釧路は冷え込みは弱く、朝の最低気温はマイナス6度。

こんくらいなら、長距離走っても身体の冷え的には大丈夫かなと、クラブ練の前にフライングして「早出自主練」で、日曜の朝をスタートします。

 

 

釧路川左岸は、アスファルトがばっちり見える路面状況でした。

一部、雪が残っているところもありますが、夏シューズでもOKでしたね。

今日はスノーターサーではなく、夏シューズの「HOKAクリフトン8」で走りました。

 

 

今日も釧路の冬らしく、太陽が輝いています。

道央圏から、釧路や苫小牧など、北海道の太平洋側に移住すると、最初のうちは、夏の間はジメジメして気温が上がらない気候にゲンナリし、鬱々した日々を過ごしがちですが、冬は雪が少なく晴れた日が多く、もう雪の多い日本海側には戻れなくなってしまいますね。

 

 

湿原の奥には、頂に雪をかぶっている「雌阿寒岳」「雄阿寒岳」がバッチリ見えます。

しょぼいスマホの写真ではあんまり伝わらなくてあれですが、澄んだ空気の中で、山がはっきり見える環境はいいものですな。

 

13kmの「自主練」が終わり、クラブ練に合流。

 

 

本日も皆様よろしくお願いいたします。

あと、「誕生日おめでとう」のお言葉、ありがとうございました。

進化を止めることなく、走り続けていく50代にしていきたいものです。

 

 

再び新釧路川の河川敷を、岩保木水門まで走ります。

集合場所からは約8.5km。

風も穏やかで、春を感じさせるような一日でしたね。

 

 

こっからも凍った川の奥に、雌阿寒、雄阿寒の山が見えます。

今は登りたくないが、夏になったら一回は登りに行くことにしよう。

 

帰路は先頭に引っ張られるように、キロ4分30〜50秒ぐらいのペースで戻ります。

昨日のスピード練習のダメージもあまりなく、ビルドアップ気味によい感じで「別海アイスマラソン」や「板橋Cityマラソン」の練習ができたと思います。

今年は今までと違って、2〜3月にレース入れてるんで、年明けからよい意味での緊張感を持って練習が積めていますね。

平均キロ5分半ペースで合計30kmの「今年初ロング走」でした。

本日もクラブの皆様、ありがとうございました。

 

年末に「焼き芋メーカー」を買って、それを使ってホットサンドを作っていたのだが、イマイチ使い勝手がよくないので、直火式のものを買っちゃいました。

まあ、2000円ぐらいなら大した出費でもないし。

 

 

あー、ベーコンチーズサンドうめー。

つぶあんクリームチーズ」の組み合わせは最高だ。

多分、すぐ飽きると思うが、1ヶ月ぐらいはホットサンドと焼き芋が「マイブーム」となりそうです。

これで菓子パンを控えることができるかなと。

まあ、「あんチーズサンド」や「チョコバナナサンド」を作っている段階で、菓子パン断ちをする意味はあまりないと思うのだが。

 

 

ちょっと見た目が不揃いであれですが、冷凍餃子もいい感じでパリッと焼けます。

フライパンでうまく冷凍餃子を作れない私としては、これは非常にありがたいアイテムである。

ホットサンドだけではなく、ちょっと目玉焼きを作ったり、ソーセージを焼いたりするにもいいなこれ。

どうして数年前の「ホットサンドメーカーブーム」のときに、こんな便利なアイテムを見向きもしなかったのだろうかと、ちょっと後悔した私であった。

 

これから休日は「ロング走+ホットサンド+焼き芋」が定番になりそうです。

こういうささやかな贅沢に、喜びを見出そう。

 

さようなら。

2023 1/1〜1/7 ランニング週記

2023年一発目の「ランニング週記」です。

こうやって記録を残しておくことにより、大会が近くなると「ああ、あのときはこういう練習をやったのか」とか「この練習が効果あったなあ」とか「あれは意味なかったよな」などということを思い出すことができるので、今年も自分への備忘録として、手書きの日記の他にも、こうしてネット上に記録を残しておきたいと思います。

 

ただ、ネット上の記録だと、「人に見られること」をどうしても意識しちゃうんで、ネガティブな感情を隠しがちになるのが難点なのだがな。

できるだけ、いいとこ悪いとこを含めて包み隠さず、一週間単位で振り返りをしていきたいと思います。

 

 

週間走行距離は107km。

平日は「通勤ラン7km」「帰宅ラン7km」の14kmを基本に考えていこうかなと思います。

スピード練習は今日行った「閾値走5km」1回。

マイナス9度と寒かったからか、朝食を食っていない状態でガス欠状態だったのか、原因はわからないが、キロ4分20秒ぐらいと低調な内容。

平日のジョグの中でも、緩めのショートインターバルを入れて「サブスリーレベルの大きな動き」に慣れることが必要かなと。

幸い、練習コースは夏場同様にアスファルトが出ている環境なので、疲労度と相談しながら徐々にスピード系の練習に切り替えていければと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昨日、ブログで宣言しましたが、2/12(日)に「別海アイスマラソン」という、極寒の中、凍った海の上を走るイベントに参加することに決めました。

幸か不幸か、釧路市内の道路状況は、一歩裏通りに出ると歩道がスケートリンク状態で、氷の上を走る練習は嫌というほどできます。

まあ、転倒による怪我が怖いんで、好き好んでスケートリンク路面に自分から突っ込んでいくようなことは、あんまりしたくないのだが。

 

でもって、1月になって冬将軍が本気出してきました。

アイスマラソンの日は、どのような気象条件になるかわかりませんが、「マイナス20度」でも耐えられるような防寒対策をしていかなければなりませんな。

マイナス15度の中でも「7km40分ぐらい」なら、さほど寒さのダメージは残りませんが、経験上、氷点下二桁の条件で2時間ぐらい走ると、ガクッと寒さのダメージで身体が動かなくなることがあります。

動いているうちはいいが、帰宅してから2時間ぐらいはストーブの前から離れられなくなりますね。

 

アイスマラソンでは、4.2kmごとにテントの中で暖を取れる環境がありますが、どのくらいの間隔で、どのくらいの時間休息するのがベストなのか、寒さに慣れている道民の私でも未知数の部分があります。

週末のロング走は、できるだけ外で、しかも気温の低い午前中にやるようにして、「どこまで耐えられるか」ということを肌で感じるしかないですね。

 

月末は会場の野付半島まで行って、さすがに海の上は走りません(というか、勝手に走ってはダメ)が、ネイチャーセンターの辺りを試走して、野付半島の気候を感じようかなあとは思っています。

多分、遮るものは何もないので、気温以上に、風によって体感温度は下がるのだろうなあと。

 

大会参加は、大会それ自体も、もちろん楽しいのですが、こうして計画や作戦を立てるのも、また面白いですね。

4万円の元を取るべく、準備だけはしっかりやっていきたいと思います。

 

さようなら。

別海のマラソン大会に出られないので、別海のマラソン大会に出ることにした

タイトルだけを見ると、ちょっと何を言っているのかよくわからないのであるが、まあ、人の話は黙って最後まで聞きなさい。

いや、どうかお願いしますので、聞いてくださいませm(_ _)m。

 

去年は10月の「別海町パイロットマラソン」で、自己ベストを更新し、「さあ、2023年は一気に別海でサブスリーだ!」と意気込んでいたのであるが、仕事の都合上、今年はパイロットマラソンに参加できないことが確定したのでありました。

残念ではあるが、私はマラソンではなく、本業で飯を食っている身分であるので、本業を優先させることは仕方がない。

 

 

別海町から「ふるさと納税」の返礼品としていただいた「いくら」をもぐもぐ食べながら、「あー、別海、残念だなあチクショー」と思っていたところでひらめいた!

 

別海のマラソン大会に出られないなら、別海のマラソン大会に出ればいいじゃないか!

 

と。

 

ここでタイトルの謎に戻るわけである。

私が言いたいことはこういうことだ。

 

10月の「パイロットマラソン」には出られないが、今年から開催される2月の「別海アイスマラソン」には出られる。

 

icemarathon.jp

 

さて、アイスマラソン

道外の方にとっては初めて聞く言葉だと思うが、道民の私も初めて聞く言葉である。

最近は、「冬の間も雪の上で走ろうぜ!」と、札幌近郊で「スノーマラソン」なる大会が開催されているが、「アイス」と命名されているぐらいだから、もちろんこういうことである。

 

氷の上を走るマラソン大会

 

大会公式HPによると、「日本初」の陸地を走らないマラソン大会なのである。

北方領土を見渡すことができる、東の果ての海、野付湾の「凍った海の上を走る」という、北海道ならではの酔狂なイベントなのだ。

 

 

なぜ海の上を走る必要があるのかはわからないが、こういう誰も考えつかないようなおバカなイベントに、私の「マニアックセンサー」はビンビン反応する。

大会は「2km」「16km」「42km」の三部門があるが、私が参加するのはもちろん「42km」の部である。

第一回のこの大会で、参加者は「日本で初めて海の上でフルマラソンを走った」という歴史を刻むことになり、私は歴史の教科書に載って、将来の子どもたちは私の名前を暗記することになるであろう。

歴史に名を刻むことを考えると、4万円の参加費など安いものだ。

……いや、強がりはよそう。

正直、こんな酔狂な公認レースでも何でもないイベントで、4万の出費は痛い。

ただ、野付湾で取れたいくらをパクパク食った身分としては、少しでも2月の別海町を、大会に参加することで盛り上げていこうじゃないかと。

そう、4万円は、別海町に対する「ふるさと納税」みたいなものだと思えば、「ああ、私はただ遊びに行くのではなく、地域振興に貢献するのだ」と、散財の罪悪感は薄れるのである。

 

あと、私が参加を決めたのは、新しいauのCMソングの影響も大きいですね。

 


www.youtube.com

 

3月の板橋Cityマラソンで、本気で記録を目指すのなら、一ヶ月前に極寒の環境で、体調を崩すリスクのあるイベントにわざわざ参加する必要はない。

頭で考えれば、正直「アイスマラソン」に参加するという選択肢はなしだ。

 

ただ、こういう「日本初」のバカらしいイベントに、私のココロは踊る。

3月のフルマラソンサブスリーを目指すのであれば、はっきり言ってアイスマラソン参加は「間違った選択」であるが、人生一度きり、正しいことよりも「ココロオドル」方を選択しようじゃないか。

もし、失敗しても、絶対に心躍る選択をした方が、後悔はしないと思う。

「やらない後悔」よりも「やる後悔」だ。

 

迷ったときは「正しい方」「楽な方」ではく、「ワクワクする方」を選ぼう。

 

さようなら。

2023年やりたいこと、やめること

極めて私事で、自分以外には全くどうでもいい情報なのですが、ワタクシ本日を持って、ついに50の大台を迎えることになりました。

孔子さんによると「50にして天命を知る」ことになっていますが、50の誕生日を迎えたからと言って、突然天の声が舞い降りて「おお!俺の使命はこれだ!」などというドラマティックなことがあるわけもなく。

今まで同様、天命など無視して、テキトーに好き勝手に生きていく所存でありますので、今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

 

んで、一応、人生のひと区切りを迎えたということで、今年やりたいことを思いつくままに書いていこうかなあと。

 

まずはマラソン関係。

 

・フルマラソンサブスリー

・サロマ100kmウルトラマラソンサブ9

北海道マラソン仮装ラン

 

とりあえず、こんなとこかな。

一時期、ロングトレイル系もいいかなと思った時期がありましたが、去年のトレランレースで蜂に刺されたり、身近な人が本州でのレース中に転倒して、腕がミミズ腫れになったり、指を脱臼したのを見たり、トレランではありませんが、身内が登山中に転倒して頭を打ち、流血してとんでもないことになったというのを聞いて、山に対する憧れはかなりしぼんできています。

わたしゃ、基本的にビビりなので、そこまでしてトレイルを征服したいって欲はないのですね。

そもそも、キャンプとかのアウトドア活動も、そんなに好きじゃないし(道具揃えたり管理するのめんどくさいし、火が怖いので焚き火ができない)。

多分、私はロードのエイドが充実したヌクヌクとした大会で、100kmぐらいダラダラ走るのが一番向いているような気がします。

ハーフ以下の大会は、最初から最後まで全力で走らなければならず、体に悪いので出ません。

 

次に、ランニング以外の有酸素運動

 

・月に1回ぐらい、ロードバイクでふらふらと100マイルぐらいのツーリング

・釧路発着の200kmブルベ参加

・1500m連続で泳げるようになる

 

去年、あんまりやらなかった自転車活動もちょっとはやりたいかなと。

大体走り尽くしたかなと思った道東も、地図を眺めると、まだ結構走ってないところがあるんでね。

 

sappwind.sakura.ne.jp

 

9月に釧路発着の200kmブルベがあるんで、久々に自転車で200km走ってみてもいいかなと。

あと、しばらく出ていなかった8月の「ビホロデュアスロン」に久々に出てみたいかな。

あんまりこの時期に自転車に夢中になると、秋のフルマラソンに影響するんで、自転車活動はほどほどにしておきたいのだが。

 

 

本屋でこの本に出会ってしまい、一度挫折した水泳であるが、やっぱ長い距離を気持ちよく泳げるようになりたいなあと。

ちなみに今の実力は100mぐらいしか連続で泳げず、しかも25mで40秒ぐらいかかってしまう、プールの障害物レベルです。

白糠あたりのすいているプールでコソ練しようかしらん。

 

奥田英朗の小説の主人公のように、プール通いが楽しくなる域に達することができればいいんだがね。

 

 

トライアスロンは金がかかるんで、今のところやる気はないが、泳げるようになったらちょっとは考えてもいいかなあ。

 

あと、運動以外でやりたいこと。

 

・TOEIC800点

・ブログ収益化

 

できれば海外旅行に行きたいんだが、まだ世間的&職業的に海外旅行なんて言っている場合ではなさそうなので、せめて語学力だけは鍛えようかなあと。

2年前、790点まで行ったので、キリのいいとこで800点は取りたいなあと。

 

gossy54200.hatenablog.com

 

仕事で英語使うことはほぼ無いので、あんまりビジネス英語であるTOEIC受ける意味はないんだが、英検だと筆記と面接の2日時間が取られるんで、休暇力の低い私にとって、英検受験は結構ハードル高いのよね。

最短距離でTOEICの点数だけを稼ぐんだったら、対策本をやりまくればいいわけだが、それもつまんないので、あんまりTOEICだけに向けての無味乾燥な勉強などはせず、趣味的に海外ドラマのDVDを見たりしながら、リスニング力を鍛えていきたいと思います。

 

あと、ブログの収益化ってことについては、別にこのブログで本格的に稼ぎたいと思っているわけではなく、純粋に「このブログの価値はどのくらいなんだろうか?」ってことが知りたいのですよね。

大して役に立つ情報が書かれていない、3年で約10万アクセスのニッチな自己満足ブログが、インターネット市場の中で、果たしてどのくらい需要があるのだろうか。

近々「はてブロPro」にグレードアップして、Googleアドセンスを導入しようかなあと企んでいる私です。

 

あと、やめたいこと

 

・ポイ活

・菓子パン

 

去年はスマホを変えて、auPAYでPontaポイントを使うということを遅ればせながら覚え、ポイ活に励んでいたわけだが、時間に換算すると「1日1時間」ポイ活に使っているということが判明し、なんともったいないことをしているのかと愕然としたのであった。

それで月にするとポイ活での稼ぎは5000円ぐらいだから、時給換算すると200円もないわけだ。

 

そもそもちまちまポイ活するぐらいなら、固定費を減らした方が手っ取り早く収支をプラスにすることができるわけで、昨日のブログに書いたように「ジム」や「サブスクサービス」など、必要のないサービスを切って、固定費を見直した方がいいのかなと。

携帯キャリアも格安SIMに変えることにしましょう。そうしましょう。

 

菓子パンもやめたいやめたいと思いながらやめられませんね。

スーパーの片隅に「半額」とシールが貼ってある菓子パンを見ると、カゴに入れずにはいられない貧乏性の私です。

私は酒もタバコもやらないし、ランナーらしい痩せ型体型なので、菓子パンぐらいいいじゃないかという気持ちもあるのだが、タカヤマラソンの動画で「菓子パンはマラソンにとって悪だ」とすっかり洗脳されているのであります。

 


www.youtube.com

 

まあ50年も生きていると、こういった目標を年の始めに立てたところで、99%実現することなどないのはわかっているのだが、「人生の目的が迷子になった」ときに備えて、自分への覚書として残しておきたいと思います。

 

さようなら。

2023年初通勤ランは氷の世界

ついに仕事が始まっちゃいましたね。

とは言え、私は休みの日もあんまり遅くまで寝ていないし(と言うか、ジジイ化して寝られなくなったという表現の方が正しい)、昨日の午後、会社から呼び出しを受け、ちょこっと仕事していたので、さほど連休明け特有の憂鬱感はなし。

 

去年は「寒いのヤダ」と、24時間ジムに通い、この時期の朝はトレッドミルで汗を流していましたが、ジム通いが面倒になったのと、節約して固定費を減らしたいということで、ジムは昨年末で退会しました。

やっぱ、「通勤ラン」の方が朝の時間の余裕ができていいかなと。

 

 

晴れ渡った空の下、釧路川河川敷をテクテクと走ります。

川面には蓮の葉のような氷が広がっており、ああ、釧路の冬だなあと。

「氷都釧路」では、雪よりも氷の方に冬の風情を感じます。

 

ただ、天気はいいんだが、今日も冷え込みが厳しくてのう。

 

 

私が通勤ランをするのは、ちょうど日の出の時間である7時頃で、この時間が、一日で一番気温の低い時間帯なのよね。

こんな寒い時間に活動するのは、生物学的に何か間違っているような気がするので、12〜2月は「ウインタータイム」として午後出勤の世の中にならないかしらん。

まあ、こんくらいの「天然の冷凍庫」の中で走っていると、汗ひとつかかないので、会社についてからの汗の始末を心配しなくてもいいってメリットもあるんだがな。

 

 

帰りももちろん「帰宅ラン」で帰ります。

感覚が麻痺しているのか、マイナス6度がすごく暖かく感じます。

 

釧路川左岸は雪がなく、非常に走りやすいですな。

この時期でもキロ5分ぐらいで、安心して走れる環境があるのはありがたい。

 

www.city.kushiro.lg.jp

 

釧路川の河川敷は「くしろランニングマップ」でも紹介されている、夜景のキレイなコースです。

街灯も多く、夜でも明るいんで、この時期の帰宅ランにはちょうどいいですね。

中心街からも近いので、旅行や出張などの「観光ラン」にはオススメのコースです。

 

さてさて、ジムを退会したのと共に、固定費を減らすために「kindle unlimited」も解約しました。

どうもあれがあると、大して読みたくもないどうでもいい本をポイポイ読んでしまうのでね。

やっぱ、本はサブスクではなく、本当に読みたい本にお金を払ってじっくり読みたいものだ。

 

 

ちょっと面白そうな本があったので、ポチリしてしまいました。

「ホントかよ!」と思われる記述も多々ありますが、「人間の可能性を追求する」という意味では非常に興味深い本です。

って、まだ3分の1ぐらいしか読んでいないのだがね。

 

特に興味深く感じたのは、江戸時代に「神足歩行術」で、三重県の伊勢から江戸までを3日で往復したと言われている「竹川竹斎」についてですな。

「そんな1000km近くを3日間で自分の脚だけで往復するなんて、絶対ムリだろう!こんなのデタラメだ」と一蹴するのは簡単ですが、こういう奇想天外なことを本気で考察しているのは面白い。

 

で、高岡氏の本から話題はずれるのだが、「北海道の名付け親」と言われている「松浦武四郎」が、竹川竹斎から「神足歩行術」を伝授されたと言われている。

彼が江戸時代に広い北海道を歩き回っていたのは、「神足歩行術」の賜物なのかもしれない。

 

 

ちなみに釧路にも「幣舞公園」に、松浦武四郎蝦夷地探検像が存在しています。

今年も北海道内をたくさん走ったり歩いたりして、松浦武四郎が当時見た風景や思いを感じ取り、少しでも「神足」の域に近づけるように精進していこう。

 

さようなら。