ゴシラン

走ることについて語ります

2023年初通勤ランは氷の世界

ついに仕事が始まっちゃいましたね。

とは言え、私は休みの日もあんまり遅くまで寝ていないし(と言うか、ジジイ化して寝られなくなったという表現の方が正しい)、昨日の午後、会社から呼び出しを受け、ちょこっと仕事していたので、さほど連休明け特有の憂鬱感はなし。

 

去年は「寒いのヤダ」と、24時間ジムに通い、この時期の朝はトレッドミルで汗を流していましたが、ジム通いが面倒になったのと、節約して固定費を減らしたいということで、ジムは昨年末で退会しました。

やっぱ、「通勤ラン」の方が朝の時間の余裕ができていいかなと。

 

 

晴れ渡った空の下、釧路川河川敷をテクテクと走ります。

川面には蓮の葉のような氷が広がっており、ああ、釧路の冬だなあと。

「氷都釧路」では、雪よりも氷の方に冬の風情を感じます。

 

ただ、天気はいいんだが、今日も冷え込みが厳しくてのう。

 

 

私が通勤ランをするのは、ちょうど日の出の時間である7時頃で、この時間が、一日で一番気温の低い時間帯なのよね。

こんな寒い時間に活動するのは、生物学的に何か間違っているような気がするので、12〜2月は「ウインタータイム」として午後出勤の世の中にならないかしらん。

まあ、こんくらいの「天然の冷凍庫」の中で走っていると、汗ひとつかかないので、会社についてからの汗の始末を心配しなくてもいいってメリットもあるんだがな。

 

 

帰りももちろん「帰宅ラン」で帰ります。

感覚が麻痺しているのか、マイナス6度がすごく暖かく感じます。

 

釧路川左岸は雪がなく、非常に走りやすいですな。

この時期でもキロ5分ぐらいで、安心して走れる環境があるのはありがたい。

 

www.city.kushiro.lg.jp

 

釧路川の河川敷は「くしろランニングマップ」でも紹介されている、夜景のキレイなコースです。

街灯も多く、夜でも明るいんで、この時期の帰宅ランにはちょうどいいですね。

中心街からも近いので、旅行や出張などの「観光ラン」にはオススメのコースです。

 

さてさて、ジムを退会したのと共に、固定費を減らすために「kindle unlimited」も解約しました。

どうもあれがあると、大して読みたくもないどうでもいい本をポイポイ読んでしまうのでね。

やっぱ、本はサブスクではなく、本当に読みたい本にお金を払ってじっくり読みたいものだ。

 

 

ちょっと面白そうな本があったので、ポチリしてしまいました。

「ホントかよ!」と思われる記述も多々ありますが、「人間の可能性を追求する」という意味では非常に興味深い本です。

って、まだ3分の1ぐらいしか読んでいないのだがね。

 

特に興味深く感じたのは、江戸時代に「神足歩行術」で、三重県の伊勢から江戸までを3日で往復したと言われている「竹川竹斎」についてですな。

「そんな1000km近くを3日間で自分の脚だけで往復するなんて、絶対ムリだろう!こんなのデタラメだ」と一蹴するのは簡単ですが、こういう奇想天外なことを本気で考察しているのは面白い。

 

で、高岡氏の本から話題はずれるのだが、「北海道の名付け親」と言われている「松浦武四郎」が、竹川竹斎から「神足歩行術」を伝授されたと言われている。

彼が江戸時代に広い北海道を歩き回っていたのは、「神足歩行術」の賜物なのかもしれない。

 

 

ちなみに釧路にも「幣舞公園」に、松浦武四郎蝦夷地探検像が存在しています。

今年も北海道内をたくさん走ったり歩いたりして、松浦武四郎が当時見た風景や思いを感じ取り、少しでも「神足」の域に近づけるように精進していこう。

 

さようなら。