ゴシラン

走ることについて語ります

「壱岐ウルトラマラソン2023」参加記(その4)

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レースは「暗闇の序盤戦」を終わり、中盤へと向かっていきます。

日が昇って明るくなったのはいいが、気温が上がらんといいな。

 

《20~40㎞》 1:59:06(トータルタイム 4:04:58 ラップタイム 5:59)

 

序盤の山場である「猿岩」を過ぎて、コースは壱岐の島の北部に入っていきます。

漁港や海など、見どころのあるところも多かったのですが、それ以上に「坂に苦しめられた」印象が強いですね。

人間というものは、よかったことよりも、辛かったなあという思い出をキョーレツに残すものなのである。

 

25㎞ぐらいで、勝本浦の街並みに入ります。

 

 

こんなディープなところを走るのも、ウルトラマラソンならではですね。

ここでも、玄関先から住民の方が出迎えてくださり、熱い応援をいただきました。

朝早くからありがたいことです。

 

こういう道、昔どっかで走ったことあるなあと思ったら、津軽半島階段国道339号線の下側部分に似ていましたね。

写真は15年前のものである。

懐かしいなあ。

つーか、当時の俺、こんなところを無意味に走っていたのか。

(信じられんかもしれんが、これでも立派な「国道」です)

 

 

どことなく「デジャブ現象」を感じながら、情緒あふれる勝本浦を駆け抜けます。

さぁ、今後は「イルカパーク」に向けて、海岸線を走るのだ。

壱岐の島は初めてということもあり、景色が目まぐるしく変わり、全く「飽きる」ということはなかったですね。

2回目になると、どうなるかはわかりませんが。

 

 

イルカパークに向かう道も絶景でしたな。

まだ30㎞も進んでいないのに、こんな景色を見ることができるなんて、なんだかもったいないような気もした。

イルカパークの折り返しまで、無駄に激坂を往復させるところがあったが、こんくらいは許してやろう(なぜかエラソー)。

 

 

こんな絶景を「オールスポーツさん」が見逃すわけがないですね。

無駄に「釧路から来た」ことをアピールしています。

見る人が見れば、崖の岩も「なんとか岩だ!」と、ビックリするようなものなんだろうなあ。

知らんけど。

 

もうひとつ、オールスポーツさんの風景写真。

こんなところを走っていたんだなあと、しみじみ。

 

 

30㎞を過ぎたところから、上りが始まります。

日なたでは、日差しが強くて目がしんどかったですな。

夜のウルトラや、トンネル内でも使えるような「調光式サングラス」が欲しいと切実に思いました。

ただ、気温は思ったほど上がらず、坂こそ多いが、身体は「サロマより楽」と感じました。

「30㎞の壁」を感じずに、進めるところまで進んでいこう。

 

1本坂を上れば、40㎞まで基本下り基調。

「ここが脚の繁忙期」と、ずんどこ進んでいきます。

35㎞過ぎで、最初にお会いした「一休さん」と再会しましたね。

お先に行かせていただきます。

台湾サンダルで頑張れ!

 

坂はそこそこありましたが、40㎞までは割合順調なペースでした。

コースアドバイサーさんに「サブ10行けますよ!」と言われましたが、いやいやいや。

こっからの激坂具合を考えると、そんな景気のいいことは言ってられんぜ。

 

40㎞までのガーミンラップタイムはこんな感じ。

 

 

下り区間では「キロ5分半」と、極めて順調に進んでいますね。

キロ6分でこの区間を走ることができ、十分すぎるぐらいの出来です。

しかし、レースはまだまだ半分以上残しているのな。

こっからは「新コース」の「2㎞激坂区間」ということで、心して進むことにいたします。

 

(つづく)