ゴシラン

走ることについて語ります

2023年春採湖初走り

釧路市街地東部に「春採湖」という湖があります。

 

昔、小学校の社会の教科書に「日本一汚い湖」と紹介されていて、「一体、どのくらい毒々しい水なのだろうか」と子供心に思ったものであるが、長い期間をかけて水質が改善され、今では「野鳥観察のメッカ」として、市街地の中のオアシス的な存在となっています。

中心部から車で5分ぐらいで、自然あふれる環境があるのはいいものだ。

 

春採湖周囲は、一周約4.7kmの遊歩道があり、ランニングやウォーキングにはもってこいの環境です。

冬の間は雪に閉ざされていた遊歩道ですが、雪がなくなり「春採湖一周」ができるようになると、春の訪れを感じますね。

 

 

本日のクラブ練習会は、そんな春採湖が舞台でした。

雨上がりの冷んやりとした空気ですが、弱々しいながらも太陽の光を感じ、春の大会に向けての本格的な練習シーズンに入っていきます。

 

 

今日の練習会は、いつもよりもメンバーが多め。

多分、皆様、春採湖が走れるようになるのを待ちわびていたことでしょう。

知らんけど。

 

 

景観がそこそこよく、適度なアップダウンがあり、コースの約半分は未舗装路と足に優しい環境で、私の中ではここが釧路で一番のトレーニングコースかなと思います。

ただ、野鳥観察で散策されている方もそこそこいらっしゃいますので、邪魔にならないように、譲り合いながら走っていきましょう。

 

湖の周りを3周して、距離稼ぎのために無駄に坂道を往復しながら、15kmで今日のランニングはおしまい。

今シーズンも春採湖でガンガン鍛えていきましょう。

本日もクラブの皆様、ありがとうございました。

ランニング後に、春の大会の話がワイワイできるようになり、やっと色々なものが元に戻りつつあるなと。

 

 

私の中で「春採湖練習」とセットで存在するのが、帰り道の途中にある和菓子屋さん「二幸」。

ここも春採湖同様、今年初めて訪れます。

大変ご無沙汰しておりました。

 

 

「いちご大福」で知られている二幸ですが、私は「豆大福派」なのである。

黒豆とつぶあんのハーモニーが何とも言えず「うまー」なのである。

ランニングで失われたエネルギーを、しっかり補給することができました。

ごちそうさまでした。

 

んなわけで、「春採湖練習」と「二幸の大福」に春を感じた、平凡ながらもささやかな幸せを感じた早春の一日でありました。

 

さようなら。