ゴシラン

走ることについて語ります

雪上ランニングシーズンスタート

ついに来てしまいましたね。

ウインタースポーツやらない私にとっては、全く必要のない「雪」ですが、北海道に住んでいる限り避けては通ることができないもの。

 

 

5cmぐらい積もったでしょうか。

気温が低いのでサラサラのパウダースノーです。

 

 

しかし、こんな雪の中でも変態情熱あふれるランナーの皆様が、クラブ練に集います。

 

 

本日のシューズは雪用のASICS「スノーターサー」。

雪の上でも滑らないグリップ力、雪の侵入を防ぐスノーガードと、雪国ランナーにとっては欠かすことのできないマストアイテムです。

正直、夏用シューズに比べると、快適性は3ランクぐらい落ちるんですが、雪上を安全に走ることができるだけでありがたいですね。

今シーズンも、雪が溶けるまではスノーターサーのお世話になります。

 

 

ランニングコースは除雪がされておらず、足を取られ、走りにくかったですね。

砂浜の上を走っているかのようでした。

 

普通に走っていると、ずりっと後ろに滑りますね。

こういう路面では、足首やふくらはぎで蹴ると全然進まなくなります。

膝下で蹴らずに、股関節からしっかり動かすフォームを身につけるには、こういう走りにくい路面状況は絶好の「フォーム矯正コース」となりますね。

接地時間を短くしたピッチ寄りの走りを身に着けていきましょう。

 

アスファルトの見える路面が当たり前だと思うから、雪道がうっとうしく思うのであり、「トレイルランの練習」と割り切れば、こういう路面もそれなりに楽しめるのではないかと思います。

雪はハンデではない、より強いランナーになるための天からの贈り物なのである。

…とでも思わんと、正直やってられん。

 

キロ6分ペース10kmでも、消耗度はキロ5分半15kmレベルでしたね。

これから雪国ランナーにとっては試練の時期となりますが、かつて夏の甲子園で二連覇した駒大苫小牧高校も「雪上ノック」で、冬の間鍛え上げました。

我々道民ランナーも「雪上ラン」で、雪の降らない地域では鍛えることのできない脚力を鍛えていきましょう。

 

本日も雪の中、クラブの皆様ありがとうございました。

 

 

帰宅してからは、通勤ランコースが使えるかどうかのチェックを兼ねて、追加の5km。

昼間は走れるけど、明日の朝になって凍ったらどうなるか、ちょっと不安ですね。

まあ、明日のことは明日になってから考えよう。

 

 

来年のランニング日誌を買いました。

付録の雑誌はランナーズではなくて、クリールにしました。

クリールの方がちょっと高いのですが、ランナーズは「ベストタイムを目指すなら47歳まで」と、来月50になる私に喧嘩を売っているような特集が気に入らないことと、クリールに「ウルトラランナーゆこっくさん」の練習日誌が紹介されていることから、クリールをチョイスしました。

1月からはサロマに向けて、しっかりと手書きで記録を取っていくようにしよう。

あ、サロマの前に板橋もあるわけだが。

 

ついに雪も積もり、こっからフルマラソンに向けてのスピード練習が思うようにできなくなりますが、あの高橋尚子さんが心の支えとしていた

 

何も咲かない寒い日は、下へ下へと根を伸ばせ。やがて大きな花が咲く

 

というお言葉を胸に、これからの寒い季節を乗り越えて、春には大きな花を咲かせることができればと思います。

 

さようなら。