いくら少雪地帯の釧路と言えども、北海道に住んでいる限り雪道からは逃げられない運命であります。
先週の金曜に、ついに釧路にも雪が積もり、歩いていたらゴーカイにこけて腰を打って「いてーいてー」となった話は、この前のブログに書いたとおり。
ま、幸いにも腰は軽症だったようで、走るのには特に支障がなくよかったよかったなのであった。
冬の間は「コケて怪我したらヤダ」という理由で、トレッドミルや室内ランニングコースに逃げたくなりますが、週に一回ぐらいは太陽を浴びて外を走りたいものです。
日曜日は新釧路川の左岸を走りました。
一見、夕暮れっぽい空に見えますが、これでまだ午後2時前なんですよな。
冬至も近くなると、本当に太陽の位置が低い。
ちなみに北海道だと、この時期、午後4時前には日没を迎えます。
このような雪道では、普通のランニングシューズだと、足が冷たくなったり、雪が入ったり、滑ったりしますので、雪用のランニングシューズ「ASICSスノーターサー」を使います。
ただ、コロナ禍の影響なのかどうかわからんが、現在スノーターサーは欠品状態なのですな。
雪国ランナーにとって、ほぼこれ一択と言えるシューズが手に入らないのはキツイ。
北海道民は、冬の間はランニングなどしないで、クロカンスキーやスケートでもしてろってことなのだろうか(被害妄想)。
火曜の朝にも雪が降り、現在の釧路の積雪は4cmです。
昼間は気温がプラスに上がった関係で、雪はザクザクで走りにくかったですな。
例えて言うなら、砂浜の上を走っているような感じ。
しかし、こうしたズブズブ路面ではふくらはぎや足首で「蹴る」フォームだと前に進まなく、極めて走りにくくなるので、お尻からハムストリングスを使った「蹴らない」フォームへの矯正にはよい環境だと思います。
雪は確かに走る上ではハンデになりますが、しかしそれを逆に生かして「雪上ノック」で鍛え上げた駒大苫小牧高校野球部は、絶対不可能と言われていた夏の甲子園での北海道勢優勝という快挙を成し遂げたわけです。
雪上ランは転倒の危険性があるし、スピードも夏場よりキロ1分ぐらいは遅くなりますが、こういう逆境をバネにして跳ね返す心を鍛えるチャンスと受け止めていきたいものです。
道民歴が長くなると、特にウインタースポーツをしない私にとっては「雪=うんざり」となってしまいますが、うんざり嫌々走っても仕方がないので、少しでもポジティブに一歩一歩春に向けて足を踏み出していきたいものです。
さようなら。