さてさて、北海道外にお住まいの方にとっては「これからいよいよマラソンシーズン!」と息巻いておられることと思いますが、道民にとっては今年のマラソンシーズンもすでに終盤を迎えております。
んで、私にとって今シーズンの最終レースとなる「別海町パイロットマラソン」まで、残すところたった1日となってしまいました。
3年ぶりに「ガチで記録更新を目指す」フルマラソン。
50近くなっても、こうして自分の限界に挑戦し続けることができるのは、マラソンという競技のよいところですね。
昨日は「カーボローディング生活2日目」として、釧路を代表する洋食屋「泉屋」で「泉屋風」なる塩スパゲディを食べました。
はっきり言って、そんな感動するぐらいにうまいものでもないのだが、今までフルマラソンでPBを出したり、100kmウルトラマラソンでサブ10を達成したときは、「泉屋風」を事前に食べていたので、単なるゲン担ぎで惰性で食べ続けている次第でございます。
今回は食べ続けているうちに飽きてきたので、途中からウスターソースをべろっとかけて、どうにかごまかしながら完食いたしました。
ごちそうさまでした。
今日は大会前日。
前日の過ごし方については、色々意見があるようですが、経験上、前日は完全オフにした方が結果が出ているので、私はグデーっと休むことにしています。
まずは朝風呂+サウナでととのえることにしましょう。
大喜湯は土日、朝の6時から営業しているので、普段でも早朝の春採湖ランの後に使えてよい。
風呂が終わったら、地元の弁当屋「ヤムヤム」へ。
「ザンギ発祥の地」である釧路の弁当屋らしく、ザンギを売りにしているお店です。
尚、知らない人のために言っておくと、ザンギとは……。
……、説明するのがめんどいのでググってテキトーに調べてください。
で、ザンギにタレのたっぷりかかった「ザンダレ」をゲットします(550円)。
量が凄まじいですな。
10個もこんな脂っこいものを食べるのか。
というか、もうこれは油とタンパク質のかたまりであって、カーボローディングではないじゃないか。
これをおかずにして米を食べましょう。
いただきます。
週頭のダイエットの飢餓感が残っていたためか、意外とすんなり食えた。
甘辛いタレが絶妙ですな。
これで明日PBを出すことができれば、ザンダレも大会前のルーティンに加えることにしましょう。そうしましょう。
ごちそうさまでした。
デザートは、地元の和菓子屋「かわなべ」のお団子。
「かわなべ」の団子については、以前にも触れていますが、モチモチ感が強くて「団子界の革命」と言ってもいいぐらいの衝撃的な食感ですな。
みたらしの味付けも絶妙で、釧路一の、いや日本一の串団子だと思います。
日本中の串団子を食べたわけでもない私がこんなことを言うのもあれですが。
ごちそうさまでした。
そんなわけで、カーボローディングという名目の「ノーラン大食い生活」は終わり、木曜の昼に52.2kgまで落とした体重は、見事に55.5kgまで復活してしまいました。
明日の朝のお通じが、勝負の分かれ目となりそうな気がします。
ちなみに明日の別海町の天気予報。
できれば曇りの方がよかったなという気持ちもあるが、気温17度と高くならないのはありがたい。
ちなみに今日の別海町の最高気温は25.7度だったから、大会の日が一日違ったらエライことになっていたね。
これもきっと私の日頃の行いの賜物に違いない。
風は「前半フォロー、後半アゲンスト」と、3週間前の試走のときと同じ感じですな。
別海のコースレイアウトは「前半ゆるい上り、後半ゆるい下り」となっているので、むしろイーブンペースで走るには絶好のコンディションだと思います。
でもって、別海市街に入ってから方向を変えてのラスト2kmが追い風になるのはありがたいなあと。
今さらジタバタしても仕方がないので、今日はさっさと寝て、明日はなるようにしかならんさと覚悟を決めて、気楽にかつ真剣に、「前後際断」の境地で、一歩一歩、今そのときを大事にしながら走っていく所存でございます。
30kmを過ぎて苦しくなってからの「今は温存して、○○キロになってから頑張る」は、永遠に頑張らないのと同じということを肝に命じながら。
(逆に言えば、序盤の苦しくない段階での、冷静なスッキリした頭で、温存策を選択するのはあり)
さようなら。