ゴシラン

走ることについて語ります

東京マラソンと月刊ランナーズ新連載

籠城生活2日目。

 

食料の買い出し以外では一切外に出ることはせずに、でもってやることがないからついつい食いすぎてしまい「あー、食いすぎたなあ。しかし、こうやってダラダラとしながら、布団とお菓子が友達の生活はチョ~気持ちいい」と、廃人モードになりつつあります。

うーむ、これはいかんいかんと思いながら、東京マラソンのテレビ中継を見ておりました。

 

自身の持つ日本新記録を更新した大迫選手については言わずもがな、私がそれ以上に心打たれたのは井上選手の走りでありまして。

最初は先頭集団の中、大幅な日本新記録更新ペースで走るも、最後は、歩くようなスピードで倒れ込むようにゴールする姿を見て、私はぬくぬくと暖房の効いた部屋でカップラーメンなど食っている場合ではないと、心を入れ替えたのでありました。

 

出し切るということは、何と素晴らしいことなのか!

 

私は基本ネガティブな性格なので、フルマラソンを走るときも「潰れたくない」の一心で、序盤から攻めることはしない。

でもって、30km過ぎてから「うむ、これは限界か」と思ったら、スパッと頑張るのはやめて、失速幅を抑えることに専念する。

なので、ゴール後「100%やり切った!思い残すことはない」などと思うことはない。

「あそこでもう少し頑張れなかったか?」とか、過ぎたことをいつまでもウダウダと悔やむばかりなのである。

ラソンに限らず、私の人生はこういうことばっかりだ。

 

井上選手は結局、東京五輪の切符を手に入れることはできなかった。

しかし、結果ももちろん大事なのだが、それ以上に

 

目標に向けて全ての力を出し切ること

 

がもっと大事なのではないかと思った、今回のテレビ観戦なのであった。

井上選手のパリ五輪へのリベンジを期待したい。

 

夕方、食料の買い出しついでに、こんなものを買いました。

 

 

昔は毎月のように買っていた雑誌「ランナーズ」であるが、この手の雑誌あるあるで「毎回おんなじようなことばっか書いてる」ってことで、いつの間にか立ち読みだけで済ませるようになっていた。

しかし今回はみやすのんき先生の「熱烈サブスリー教室」が新連載されるということで、みやすのんきフリークの私としては、買わずにはいられなかったのであった。

 

みやすのんき先生と言えば、一連の著書で「ランニングフォーム研究家」というイメージを持たれている方も多いと思うが、私がそれ以上にみやす先生を尊敬するのは「走ることに対する情熱」なのである。

今回のコラムでも、重要なことは

 

やる気と継続

 

であると締めくくられていた。

どんなことでも、結局はここができてないと、いくら素質や才能があっても伸びないのではないかな。

 

継続は力なり

 

確かこんなことが昔通っていた学習塾の教室に張り出されていた。

ちょっと昨日今日と「緊急事態宣言」を言い訳に怠けてしまったが、また明日から本気出そう。

ダニエルズ理論のような科学的方法論で効率よくスマートに目標に向かうのもいいが、時には不器用にがむしゃらに目標に向かうことも大事なのではないか。

 

さようなら。