ゴシラン

走ることについて語ります

激走400キロ!沖縄1周サバイバルラン

NHKでそういうタイトルのドキュメント番組やってたので、ついつい見入ってしまいましたね。

 

www2.nhk.or.jp

 

にしても400キロ走るなんて、変態にも程がありますね。

大体400キロなんて、自転車で走る距離じゃないですか(それも違う)。

 

一応、去年100kmマラソン2本完走した身としては、100kmを超えた後はどんな世界が待っているのだろうかとワクワクするものがあるわけがなく、「400km走るなんて人間のやることじゃねえ。こんなものは私には無縁の世界だ」ということを再確認しようというつもりでこの番組を見てました。

 

しかし、テレビというのはこんな酔狂なイベントをうまく演出するものだねえ。

テレビを見終わった頃には「400kmありかも?」などと、アホみたいなことを考えている私がいたのであった。

NHKは危険な思想を植え付けるメディアである。

 

なんだろうねえ。

バリバリのアスリートでも何でもない、ちょっと人生回り道している人たちを追っているのが、私の琴線に触れたのかねえ。

リタイアしたランナーが、真夜中に「俺のことはいいんだ。この人に完走して欲しいんだ」と、レース中のランナーに寄り添って伴走している場面がなんか不覚にもジーンと来てしまって。

自分のためじゃなくて、人のために走るのってかっこいいじゃんなんて思ったりして。

 

北海道には、このような100kmを超える「ジャーニーラン」的な大会はないのだが、青森県弘前で「みちのく津軽ジャーニーラン」なる最長263kmの大会があるのだよね。

263kmの部は140km以上完走の実績があることが条件なので、私が出られるのはショートコースの150kmの部か…。

いや、ショートでも150kmって、十分頭おかしいだろ。

 

おっと、いけないいけない。

余計なものを見てしまったおかげで、アホなことを妄想してしまった。

私は弘前なんて行きませんよ。

行かないったら行きませんよ。

こんなマラソン上教育に悪い番組のことは忘れて、身の丈に合ったランニングライフを送るのが一番なのだ。

 

でも、100kmをはるか超えた向こうには何があるんだろうね?

知りたいとは思わないかい?

 

さようなら。