いやあ、降りましたねえ。積もりましたねえ。
釧路は北海道でも雪の少ないところですが、年に2〜3回はごちゃっと降るのですよね。
とは言え、一回に積もる量は15〜20cmと、豪雪地帯に比べれば大したことないのですが、雪に慣れていない釧路では、除雪が追いつかず、車の運転も歩くのも大変です。
今日は気温が高く、水分を含んだ非常に重い雪で、朝から雪かきでいい筋トレになりました。
風はめちゃくちゃ強く、路面状態は非常に悪く、もう、今日は無事に会社にたどり着いただけで優勝!
こういう日は自分に対するハードルを低くしていきましょう。
外はとても走れる環境にないし、ジムに行くにもスリッピー路面で運転が怖いので、今日は「自転車ガレージ」でローラー台トレーニング。
こういう日のために、ローラー台を使える環境に引っ越したのだよ。
ふふふふ。
ローラー台は大きく分けて、実走感は乏しいが転倒の危険がなく、負荷がかけられる「固定ローラー」と、実走に近い感覚はあるが、転倒の危険があり油断できない「三本ローラー」の二種類があります。
しかし、最近のローラー台は進歩している。
そこそこ実走感があり、かつ転倒の危険がない「ハイブリッドローラー」なるものが出てきたのであった。
写真のように前輪のフォークを固定して、後輪だけローラーがある構造になっています。
私が買ったローラーはこれ。
ネット上のインプレでは「負荷が弱く、レース前のウォーミングアップぐらいにしか使えない」などと書かれているが、貧脚の私にはこれで十分だ。
せっせと回して、走れない分のカロリーを消費しよう。
ローラー台では、実際に自転車は1mmも前に動かないので、いくら一生懸命漕いでもガーミンのGPSは反応してくれず、「速度、距離ゼロ」と努力が報われないむなしい世界になってしまいます。
んなわけで、後輪のホイールにスピードセンサーをつけてあげます。
これがあれば、ランニング用のガーミンでも走行距離と速度がわかり、ちょっとモチベーションが上がります。
真っ暗闇の「自転車ガレージ」の中、ヘッドライトをつけて、スマホ三脚にスマホをセッティングして、「弱虫ペダル」などやる気の出る動画を見ながら、くるくる回します。
私はADHDのところがあるのか、家でじっと動画を見るということができなく、動画消化のためにはローラー台はいい道具のような気がする。
ついでに言えば、私は家でじっとテレビを見ていることもできないのだが、トレッドミルやサウナだと、逆にテレビがないとヤダ状態になるんだよな。
どうやら私は動きながらとか、汗をかきながらじゃないと映像を見られない性質に生まれついたようだ。
こういう性質はデートで映画を見に行くということには不向きで、なんだかなあって気もするが、そういう機会は未来永劫ないので別にいい。
外気温が0度近い「自転車ガレージ」は非常に寒く、最初はエンジンがかからないのだが、30分も過ぎると汗をかいてきますな。
今はいいが、夏場の汗対策をしっかり考える必要がありそうだ。
暗闇でひとり、40分間狭い空間で自転車を漕ぐという生産性のない行為に、「一体何をやってんだ?」という気もしないわけでないが、それでも終わった後はサッパリした気持ちになるものだよ。
実走では平均25km/hぐらいでしか走れない私ですが、やっぱ評判通りこのローラー台の負荷は軽いのか、30km/hオーバーの数字が出て、ちょっと速くなったかなと錯覚してしまいますね。
ちなみにローラー台では、特に集合住宅にお住まいの方には「騒音」という問題がありますが、この「ハイブリッドローラー」は、はっきり言ってうるさくて集合住宅では余程しっかりした防音・振動対策をしないと使えないと思います。
今の私はアパートの離れの「自転車ガレージ」を使っているので多分問題ないと思いますが。
40%ぐらいは「ローラー台を使う」という目的で今の家に引っ越したので、冬や悪天候の日はくるくるローラーを回して、ついでに運動しながら海外ドラマを見ることでも趣味にしようかなと思います。
さようなら。