「コロナ禍でマラソン大会なんてやってられるか」という世の中の空気でありますが、釧路でこんな大会が開催されることになりました。
「トレイルランニング」と言えば、山の中を走るイメージがありますが、今回開催される「まちなかトレラン」は、今年営業を始めたジムに併設された1周2kmのクロカンコースをぐるぐる回る形で行われます。
8時間も周回コースをぐるぐる回るのに肉体的精神的に耐えられるのかという話もありますが、BBQも開催されるようで、飽きたら走るのやめて食べることに専念するのもいいでしょう。
BBQ込みで参加費6500円はお得なのではないかと思います。
ご覧の通りのウッドチップのコースで足にやさしく、これなら長時間走ってもそんなに負荷がかからないのではないでしょうか。
知らんけど。
初めてのトレイル、初めての耐久レースと、初物づくしの大会でいろいろ不安な面もあるのですが、まずは一歩でも踏み込んでみないと始まらないだろうと、清水の舞台から飛び降りるつもりでどーんと申し込んでみました。
一応「トレイル」という名目の大会ではありますが、実際はクロカンコースなので、わざわざトレイルラン用のシューズは用意しなくていいんじゃないかと思うのですが、どうなのでしょうか?
誰か詳しい人がいたら教えて下さい。
今はトレランよりもロードのランニングという私でありますが、世の中何が起こるかわかりません。
少なくとも20年前のインドアぐうたらメタボな自分に、「お前は将来、フルマラソンを3時間半以内で走り、100kmウルトラマラソンも完走できるようになる」と預言者が現れても、一切信じなかったことでありましょう。
一寸先は闇なのである。
いや、これは言葉の使い方が間違っているか。
「トレイルランニングにちょこっと興味はあるけど、周りに仲間もいないし、近くに山もないしどうすりゃいいんだ」と思っている私にとって、この大会はよい「トレラン入門」のきっかけとなるのではないでしょうか。
単純に大会の雰囲気や走りを楽しむだけではなく、BBQもあることだし、普段「ぼっちランナー」である私も、ここで「地元のラン仲間」を作る機会になればいいと思っています。
ひょっとしたら、この大会が私の将来の「大雪トレイルジャーニー」や「ハセツネカップ」、更には「ウルトラトレイル・マウントフジ」などのメジャーなトレイル大会の扉を開くことになるかもしれないし、「やっぱ俺はロードの方がいい。トレイルやーめた」となるかもしれません。
いずれにしてもやってみないことには自分の適性などわからないわけで、たかが地元の草大会なのかもしれませんが、コロナ禍で挑戦心を失いつつある私にとっては、よい挑戦の場が与えられたのではないかと思っています。
ロードとクロカンで、どのくらいスピードに差が出るのかはよくわかりませんが、70kmぐらいを目標に8時間身体を動かし続けられるよう、あと一ヶ月「通勤ラン」で鍛えていきたいものです。
このような場を用意してくださった主催者の皆様に感謝するとともに、どうせ参加するのなら夢はどーんと大きく「初代王者」と、身の程知らずな発言をして、今回の参加宣言とさせていただきます。
さようなら。