ジムを使わない生活になってから約3ヶ月。
時代は筋トレよりもストレッチかなと、3月半ばより股関節のストレッチに励んでおりました。
一日30分ぐらいかけて、じっくりと以下の動画のようなストレッチを中心にしておりました。
【股関節が硬い】一人でできるPNFストレッチヨガで股関節を柔らかくする。骨盤周りの歪みが気になる方にもオススメ。みるみる柔らかくなる!パーツ別★時短ヨガシリーズ④#236
おかげさまで、この2ヶ月の努力により、私の股関節は「超超超硬い」レベルから「超硬い」レベルまでには上昇したと思います。
具体的には、あぐらをかくだけで後ろにそっくり返りそうになっていたのが、ちょっと改善され、あぐらをかいて座っていることがそんなに苦痛ではなくなりました。
これで掘りごたつのない小上がりの飲食店でも、30分ぐらいは戦えそうな気がします。
でもって、家トレをもうちょい充実させようと、ヨガなんか始めてみようかなあなんて思っていたところで、「ヨガのルーツ」と言われる「チベット体操」なるものの存在を知りました。
「チベット体操」はたったの5種類しかなく、頭の悪い私でもすぐ覚えられるだろうと、どんなものか調べてみました。
なんとこのチベット体操、ヤマダ電機の陸上部も取り入れているトレーニングではありませんか!
実業団の長距離選手が取り入れているぐらいだから、きっとマラソンにも効果があるに違いないと、今朝よりさっそくやってみることにしました。
チベット体操は5つの動作から構成され、それぞれの動作を「第○の儀式」と呼んでいます。
こういうとこがちょっと宗教っぽいね。
まあ元々チベットの僧院で始まったようなので「体操」というよりは「宗教的儀式」に近いものがあるのだろう。
それぞれの「儀式」については説明するのもめんどいので、動画を見てください。
単純な動作ばっかりなので、覚えるのに苦労はしないと思うが、実際にやってみると、思ったよりキツイなあというのが感想です。
特に第4の儀式は肩甲骨周りがバリバリになりますね。
第2の儀式もなかなか腹筋を必要とします。
第1の儀式はトレーニングとしては何の意味があるんだと思うかもしれませんが、詳しいことは以下の本を参照してください。
kindle版もあります。
この本の最後にある体験談を読むと「若返って白髪が減った」とか「髪が生えてきた」とか「ダイエットに抜群の効果」とか、怪しい健康食品の宣伝のような匂いがプンプンしてきますが、まあ、あんまり深く考えないで「効果があればラッキー、とりあえずやってみよう」ぐらいの心構えで取り組めばいいのではないでしょうか。
精神論と言うか、ちょっと宗教色の強い本なので、特にマラソン練習で「ダニエルズ信者」の方々にはとうてい受け入れられない本だとは思いますが、マラソンはメンタルのスポーツでもありますので、こういうヨガっぽい動きで「心の平安を保つ」訓練も悪くないのではないかなあと思います。
(もちろん柔軟性を鍛えるのにも効果はそれなりにあると思います。知らんけど。)
本には「一つの儀式において、最初は3回から5回ぐらいの動作を繰り返し、最終的に21回繰り返せばよい」ということが書かれていましたが、せっかちな私は初日から21回やってしまい、現在思いっきり肩甲骨周りがパキパキで、明日の筋肉痛が恐ろしいです。
果たして明日も無事にチベット体操ができるのだろうかという不安はありますが、とりあえずラジオ体操のように、1日10〜20分でできる気楽にできる体操ですので、しばらく続けてみて、白髪が減るのか、精力がわいてくるのか、夜も疲れ知らずの絶好調になるのか、そのうち報告していきたいと思います。
さようなら。