先月の「緊急事態宣言」も解除され、どことなく新型コロナウイルスに対して緩んだ空気が流れているここ北海道。
まあ、その代わりと言ってはなんだが、今度は東京がひどいことになっているようで、油断ならない状況には変わりないわけだがな。
「かすみがうらは中止になったけど、飛行機予約しているし、せっかくだから東京見物でもしようかな」などと甘いことを10%ぐらいは考えていましたが、速攻で飛行機キャンセルしておいてよかったです。
緊急事態宣言が出てから、休みの日も外に出る時間を最小限にしていたのだが、そろそろ外に出る時間増やしてもいいんじゃないかなということで、今日は1ヶ月ぶりに30km走にチャレンジすることにしましょう。
久々なので、無理せずにEペース(私の場合キロ5:08〜5:39)でダラダラと走ることにします。
先週に引き続き、運動公園から愛国緑地をトコトコと。
1ヶ所だけ嫌がらせのようにコースの真ん中に雪山がそびえ立っていましたが、それ以外の区間では問題なく走ることができ、日に日に春の訪れを感ずることができる釧路です。
結果はこんな感じ。
ふくらはぎにはダメージがなく、この走り方なら100kmウルトラでも通用するかなと。
20km過ぎても余裕があったので、ペースを上げていきました。
25km過ぎからは追い風参考記録的なものもあるが、最後に上げることができると、よいイメージで練習を終えることができ、「次もガンバロー」という気分になる。
この「次もガンバロー」という気持ちが、継続してランニングを続ける上では大事なのだ。
なので、私はレース前のポイント練習以外で、練習前に高い目標を立てることは、あんまりしない。
目標達成できないと「ああ、俺はもうダメだ」と、モチベーションが一気に下がるから(以前、インターバル走に挫折したのは、これが原因)。
私のようにメンタルに難のある人間は、練習目標は低すぎるぐらいでちょうどいいのである。
「まだまだできる!次もガンバロー」ぐらいで終わるのがよい。
さてさて、話題が変わりますが、浜頓別町より「第10回北オホーツク100kmマラソン」の案内が来ました!
今年のゲストランナーは、いつもの「ノルディックスキー複合金メダリスト」阿部雅司さんと、「100kmウルトラマラソンの女王」藤澤舞さんの他に、かつての「ノルディックスキー複合の世界チャンピオン」荻原健司さんも加わります。
荻原さんの「阿部さんに言われて参加することになりました」というコメントが、体育会系の有無を言わせない上下関係の力強さを感じる。
ただ、このご時世ですので、新型コロナウイルスへの対応には言及せざるを得ないわけで。
医療機関が脆弱な宗谷地方で、万が一「集団感染」なんてことになったら、目も当てられないですからね。
この大会のホスピタリティは本当に素晴らしく、私の中ではサロマよりも好きな大会です。
私のような「普段冴えない生活を送っている人が主役になれる」舞台が、この浜頓別町にはあるのです!
ゴール前、ひとりひとりにかけられる「おかえりなさい!」のアナウンスは、心に染み入りますよ。
まあ、サロマと違って、瞬殺で申し込みが締め切られる大会ではないので、6月に入るまで様子見でいいと思うが、「サロマ中止かつ北オホ開催」という事態になったら、2年連続の「北オホ参戦」も視野に入れていきたいと思います。
さようなら。