ゴシラン

走ることについて語ります

釧路生活7年目のスタート

4月になりました。

気がつけば、釧路生活も今年度で7年目を迎えます。

釧路に来る前の私は色々と人生に迷走しておりまして、とにかくどこかに逃げたくなり、冷やかし半分で登録した転職エージェントに勧められるがままに、縁もゆかりもない釧路の今の会社に転職してきたわけですが、ここまで大きな問題を起こすこともなく大過なく過ごさせていただいていることにホッとしております。

なんだかんだで、この土地の水が私には今のところ合っているのでしょう。

「これからこの土地に骨を埋めるつもりで頑張っていこう」などと思ったら、ちょっと気が遠くなるので、一日一日を淡々と過ごし、気がつけば老人になるまでこの街に住んでいたなんてことになってればいいのだがなあ。

まあ、未来のことは考えたところでわからないので、今というときを大切にしていこう。

 

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新年度の幕開けにふさわしい、雲ひとつない青空の下での自転車通勤から、釧路生活7年目は始まりました。

この陽気のように、この一年も晴れ渡る澄み切った心で過ごせればいいのですがね。

 

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夕方、柳町公園へ。

 

右ふくらはぎの肉離れも回復傾向にあるので、新年度のスタートを飾るべく「復活ラン」を行うことにしました。

ゲーターでふくらはぎをサポートしながら、ちょっとでもピキッとふくらはぎに来るようなことがあればすぐにやめるつもりで、恐る恐る走り出します。

 

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最初の1kmは右ふくらはぎをかばうように、ひょこひょことぎこちない走りでありましたが、徐々に走り方を思い出してきて、想定よりも速いキロ6分半ペースで5km走り切ることができました。

今はちょっと不格好でも、痛みなく走れるということだけでありがたく感じます。

 

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しばらくは、アスファルト路面はできるだけ避け、公園などをちんたら走りつつ、徐々に距離やスピードを取り戻していきたいと思います。

とにかく大事なことは「この1ヶ月のブランクを早く埋めてやろう」などと焦らないこと。

自分の身体と相談しながら、ケアもしっかりやっていきましょう。

 

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昨年末には57まであったガーミン測定のVO2maxも46まで落ちてしまいました。

しかし、これが今の現実です。

現実をしっかり受け入れて、新たな気持ちでポジティブに2021年度も走り出しましょう!

落ちるとこまで落ちたら、あとは上がるだけなのです。

復活の一歩を踏み出した今日から、また上昇気流の波に乗っていきたいものです。

 

さようなら。

月間走行距離0km

本日で2021年3月が終わります。

 

故障中の現在、今月の月間走行距離は0km。

多分、北海道マラソンに向けて走り始めた2011年以来、0で終わるのは初めてなんじゃないかな。

昔の記録は取っていないから、正確なことは知らんけど。

 

走らない生活を1ヶ月続けている割には、体重の増加はなく、「脚さえ治ればいつでも走れるぜ!」と頭の中では思っています。

まあ、実際問題として、頭の中でそう思ったところで、たるみきった肉体はちっとも言うことを聞いてくれないのだろうが。

 

ただ、こういう「走れない生活」でよかったと思ったことはひとつあって、それは

 

月間走行距離の呪縛から逃れたこと

 

につきます。

 

別に誰に強制されているわけでもないのに、「月間400km」とか「1日最低でも10km」とか、そんな数字を自分のノルマにしているところがあって、月の最後の方になると「あと○○km走らなければならない!」と、頭の中で常に計算機が発動し、勝手に自分にプレッシャーをかけ、精神上よろしくなかったです。

当たり前なのですが、別に1ヶ月に1日も走らなくても命に別状はないわけで、「なんだ無理して走らなくてもよかったんだ!」と気持ちが楽になった1ヶ月でした。

 

来月以降は、数字を意識せずに「そのとき必要な練習をする」と、距離稼ぎに走らないメリハリのある練習ができるのではないでしょうか。

と言いながら、性格上、ラン復帰後も「休んでいた分を取り返さねば!」と、より距離稼ぎの方向に進みそうな気がしなくもないですが。

 

さて、怪我の回復具合ですが、今週の月曜日整骨院に行って「もうテーピングはなくても大丈夫でしょう」と、ふくらはぎのテーピング生活から卒業したのでありますが、歩行時にふくらはぎがぷるぷると動く状態になると、「再発するんじゃないか」とちょっと怖いですね。

昨日はトレッドミルで、傾斜3%、時速6.5kmで早歩きで3kmほど動きましたが、ピキッと軽い痛みが走る場面もあって、「まだ走るには早いのかなあ」と弱気になってしまいました。

運動するときは、テーピングなりゲーターなどでふくらはぎを固める必要がありますね。

早く走りたい気持ちはありますが、まずは再発させないことが第一です。

 

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走ることができない分、自転車で少しでも心肺機能の衰えは防いでいきたいと思います。

雪も完全になくなったことだし、週末はこいつでどっかぷらぷら遊びに行こうかなあと。

 

《本日の読書》

新美南吉良寛物語 手毬と鉢の子」より

 

良寛物語 手毬と鉢の子

良寛物語 手毬と鉢の子

  • 作者:新美南吉
  • 発売日: 2013/07/03
  • メディア: 単行本
 

 

良寛さんが「悟りを開きたい」「偉くなりたい」と焦っていたとき、仙桂和尚のところに行き、和尚の構えたところのなく、こだわりのない自然なふるまいに触れ)

 

「慌てたつて駄目なんだ。」と大きな声で良寛さんはひとりごとをいつた。…(中略)…「なるやうにしかならないのだ。」と良寛さんは雲雀を眼で追ひながら、又ひとりごとをいつた。…(中略)…「落着いて、こつこつ与へられたことを、やつてをればいいのだ。」

 

今は「サブスリー」とか「100マイラー」などと「分不相応の望み」を持っている場合ではない。

落ち着いて、走り始めのころのように、何分かかってもいいから、まず少しでも走れるようにしよう。

やりたい望みではなく、できる望みを持って、それをやり遂げることから始めよう。

それができたら、また徐々に距離を伸ばすなり、スピードを上げるなどの望みを持つことにしよう。

元々私は子供のころ、「運動会ではビリばっかり」で「鬼ごっこでは足が遅すぎてつかまっても鬼にならないおみそ」だったのだ。

階段を二段飛ばしで一気に進むのではなく、一歩一歩上がっていこうではないか。

 

さようなら。

一ヶ月ぶりのクラブ練習会

一ヶ月ぶりにクラブ練習会に顔を出してみました。

 

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本日はクラブの「10kmTT」なるイベントです。

とは言え、故障中で走ることはできないワタクシ。

 

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自転車で伴走しながら、応援と言うか冷やかしと言うか、真剣に走る皆様を羨望のまなざしで見つめておりました。

 

「風よけ」になって、懸命に走る皆さんのフォローをしようなどと思っていましたが、ペース感覚やどこまでランナーに近づいていいのかの距離感がよくわからなく、全く風よけの役目を果たせずに、ただの邪魔くさい存在だったかもしれません。

気分だけは、マラソンや駅伝大会の白バイ部隊のつもりでありましたが、現実はうまく行かないものです。

折り返し地点までは、先頭ランナーの先導役をしていましたが、時速17km近くまで上げてもピタッとついてくるのはさすが過ぎますね。

ラソン脳の方は「時速○km」と言ってもピンとこないと思うので、キロ辺りのペースに換算すると「キロ3分40秒ペース」でした。

 

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人が走っている姿を見ると、自分も早く走りたくなるかなあと思ったが、意外とそんなことはなく、「まあ、走れないうちはこんな感じで、ゆるゆるとクラブの距離を保っていこう」ぐらいに思っていました。

今はできないことを嘆くよりも、できることに目を向ける時期ですね。

ウォーミングアップ中に、肉離れ経験者と伴走する場面がありましたが、「違和感が取れるまで200日かかった」とのことなので、気長に右ふくらはぎの爆弾と付き合っていく必要がありそうですね。

 

本日、モチベーションを上げてくださったクラブの皆様、ありがとうございました。

来月以降も無理せずに、ちょこっとだけ練習に付き合って、残りは自転車でワープなど、できる範囲で参加していきたいと思いますので、よろしくお願いします。

 

練習後は、ジムでスピンバイクを漕いで風呂に入り、ブックオフで本を買いました。

 

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故障をきっかけに、もうちょい身体のケアを真面目にした方がいいんじゃないだろうかと、勢いで購入。

決め手は「松井秀喜選手絶賛!!」の帯でした。

と言うか、松井の文字がなかったら、きっと見向きもしなかったと思う。

私はアンチジャイアンツであるが、松井秀喜は大好きなのであった。

尚、松井選手の所属が「読売巨人軍」になっていることからわかるように、この本の出版は2002年と大変古いものであった。

アメリカに渡ってからも、松井は足もみを続けていたのだろうか?

 

果たして足もみに効果があるのかどうかはわからないが、たかだか210円の本に劇的な効果を期待するのは酷と言えよう。

騙されたつもりで、テキトーにできる範囲で足をもんで、ダメならまたブックオフに突き返すつもりで気楽に取り組んでいきたいと思います。

特に私が普段気にしている「不眠」や「冷え性」に効くマッサージ方法も書かれていて、ちょっとでも効果があればいいんだがな。

 

まあ、セルフマッサージで効果がなければ、お金を払ってきちんとした「足裏マッサージ」のお店に行けばいいのではないでしょうか。

 

さようなら。

ときどき意味もなくずんずん歩く

タイトルは宮田珠己氏の旅エッセイのパクリです。

この本には利尻島を歩いて一周するエピソードなどがあり、なかなか面白く、観光ガイドには書かれていないようなディープな旅が好きな方にはオススメです。

 

ときどき意味もなくずんずん歩く (幻冬舎文庫)

ときどき意味もなくずんずん歩く (幻冬舎文庫)

  • 作者:宮田 珠己
  • 発売日: 2007/12/01
  • メディア: 文庫
 

 

まあ、そんな本のことなどはどうでもよく、 今日は天気もよいし、がっつりリハビリウォークをしようと朝の6時前から春採湖へ。

 

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つい2ヶ月前は7時ぐらいが日の出の時間だったのに、6時前でもすっかり明るいことよ。

 

ノルディックウォーキングで春採湖三周回(一周約4.7km)を目標に歩き出しましょう。

エイエイオー!!

 

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春採湖の周回路は完全に雪がなくなっていて、走れる路面になりましたね。

ただ、朝の寒い時間帯はいいのですが、8時を過ぎて気温が高くなると、雪解け水成分がどこからか現れて、ぬかるんだ道になるので要注意。

 

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春採湖の水面は凍っていて、冬の名残がまだありますが。

 

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一面に咲くふきのとうを見ると、この道東の地にも確実に春は訪れつつあるのだなあと感じます。

 

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朝から日の光を浴びながら散歩するのは、心身の健康によいものです。

つい数年前までは、こんな朝から行動することなど、とても考えられないような生活を送っていたのですが、きっとこういうことに喜びを感じてくるのが「老化」というものなのでしょう。

うむ、そう考えると、朝から金もかけずに楽しめる「老化」というものは、必ずしも悪いものではない。

みんな安心してどんどん年を取ろう!

 

ちょっと急な下り坂を歩くときに、故障中の右ふくらはぎがピキッと来る場面はありましたが、さほど大きな問題もなく15km完歩。

 

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時間的には30km走るのと同じぐらいの長さを動き続けることができたので、スタミナ面の衰えはそこまででもないんじゃないでしょうか。

体力的にはもう10kmは追加で歩けそうな感じでした。

 

春採湖を去ってからは、車を車検に出し、ディーラーから近所の公園をテケテケと、今度はポール無しで早歩きする訓練。

 

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はてブロランナーの皆様のブログを拝見すると「お花見ラン」を楽しまれている方も多いようですが、こちら寒風が吹き荒れる道東の地では、桜の木はつぼみすらつける気配もなく、のっぺらぼう状態であります。

釧路の地で桜が咲くのは、ゴールデンウィークを過ぎた5月の半ばなのである。

釧路に来たときは、桜が遅いのはなんかちょっと寂しいなあなどと思っていましたが、日本一遅い時期まで桜を楽しむことができる生活もいいものですよ。

 

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んなわけで、「キロ9分強」の早歩きで追加の5kmウォーク完了。

午前中だけで20kmも無意味に歩いてしまったぜ。

怪我のリハビリは順調に進んでいるようです。

 

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最後の1kmは「キロ7分半」と、歩きにしては反則的な速さであったが、ついつい両足を同時に浮かしてしまう場面もあり、競歩的には完全にアウトの歩き方でありました。

というか「今月中はランオフ」を宣言していたくせに、気がつけば走っていましたね。

まあ、でも、これだけの速さで痛みもなく移動できるのであれば、来月には「キロ6〜7分」ぐらいのペースで走れるようになるんじゃないでしょうか。

回復に向けての階段を徐々に駆け上がっているようです。

 

ただ、去年の12月には57あったガーミン測定のVO2maxが、45まで下がってしまい、心肺機能の衰えを感じますな。

まあ、怠けていたのだから仕方がない。

来月から徐々に取り戻そう。

底まで落ちたのだから、後は上がるだけと思えば、気も楽になるもんさ。

 

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早朝は氷点下だった気温も、昼近くになると二桁まで上がり、いよいよ春本番ですな。

すっかり忘れかけているが、2ヶ月後には「カムイの杜トレイルラン」で43km走らなければならないようですので、それに向けて徐々に走れる身体を取り戻していきたいと思います。

 

さようなら。

回復度70%

2月の末にグキッと右ふくらはぎを肉離れしてから、早くも一ヶ月近くが経とうとしています。

 

先週までは、まだ脚を引きずりながらではないと歩けない状態でありましたが、今週に入ってから急激に具合がよくなり、若干傷みは残るものの、職場の方から「あ、脚治ったんですね。よかったですね!」と声をかけられるぐらいには、普通に歩けるようになりました。

こういう温かい言葉をかけられると「ああ、俺治ったんだ!」と気分的にも完治した気分になり、非常にありがたいですね。

 

とは言え、「走る人」のワタクシとしては、スピード練習をこなせるぐらいに走れるようにならないと「真の完全復活」とは言えないところで、まだまだ時間はかかりそうですな。

回復度は70%ぐらい。

まあ、もう少し気長に右ふくらはぎの痛みと付き合っていきたいと思います。

 

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春分の日が過ぎ、退勤時に夕焼け空が見られるようになりました。

「世界三大夕日」と言われる釧路の夕日を、日々間近に見られることの喜びよ。

ただ家に帰るだけで、満ち足りた気分になるのはいいものですな。

 

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今週の通勤は、自転車だったりノルディックウォーキングだったり、気分によって使い分けてみました。

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先月までは、朝方の気温は氷点下15度以下だったことが多かったですが、すっかり朝の冷え込みも緩んで、「さあ!今日も外に出よう!」と思えるようになってきましたな。

走れない現状ではありますが、朝から太陽の下で身体を動かせるのはよいものです。

 

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うちから会社までは、直線距離で2kmちょっとぐらいなのですが、むっちゃ遠回りして今日は合計10km以上歩きました。

「キロ7〜8分だったら走れるんじゃないか」ぐらいに思ってしまうのですが、アラフィフの回復力を舐めてはいけません。

もう若くないのだから、無理せずに、今月中はランオフを決め込もうと思います。

週末で1日20kmぐらい歩ければ、スタミナ面には不安はないかなと言ったところでしょうか。

もうちょいノルディックウォーキングで、ポールをつく感覚を楽しみたいと思います。

 

せっかくウォーキングを習慣にしつつあるのだから、こういうのに出るのも面白いかなあなどと思ったりして。

 

www.100kmwalk.net

 

今年は「サロマ」や「北オホーツク」のウルトラマラソンも中止になったことだし、歩くことによって自分の限界を試すのもいいのかも。

夜通し歩くイベントということで、昔読んだ恩田睦の小説「夜のピクニック」の気分が味わえるのかな。

まあ、あれは高校生の青春物語であって、アラフィフおっさんには似合わない世界なのであるが。

 

正直、「年を取った人の健康づくりのレクリエーション的なもので、若い人間のやるものではない!」と、ちょっと見下していたノルディックウォーキングであったが、コンコンと地面に響くポールの音に耳をすませながら歩いていると、無の境地に入り、心身ともに穏やかな気分になり、このままノルディックウォーキングの世界に埋没するのも悪くないかもと思ってしまいます。

街中だと、ちょい人目が気になるのが難点ではあるが、おすすめです、ノルディックウォーキング。

 

この勢いで歩くスキーを始めるのもいいかもと思ったりしたのだが、すでに釧路の積雪はゼロで、歩くスキー計画は来年に持ち越しとなってしまったのであった。

まあ、次の冬まで歩くスキーに対する熱量を保てるのかは謎であるがな。

 

さようなら。

晴れた春分の日はブロンプトンでポタポタと

ついこの前冬至でかぼちゃぜんざいを食べたばっかりと思ったら、早くも春分の日となり、そろそろスーパーで売れ残りのおはぎが安くなってるのかなあと思ったりしています。

 

釧路市内はすっかり雪がなくなり、外で思いっきり活動できる季節になってきましたが、まだまだ朝方の気温は氷点下で、外に出るにはちょっと勇気がいるような日々が続きます。

怪我の回復具合もイマイチだし、今週末は家でおとなしく過ごしていようかなあと思っていましたが、朝目覚めてカーテンを開けると、ピーカンの晴れ模様で、これは外に出ないともったいなあと。

 

歩くのはまだ少し脚を引きずりながらではないと無理であるが、自転車なら大丈夫だろうということで、折り畳み自転車ブロンプトンにまたがって、釧路市内をポタポタしておりました。

 

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北風がやや強く、指先に冷たさを感じますが、写真を見る限りでは絶好のサイクリング日和と言ってもいいでしょう。

 

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先週の段階ではまだ雪の残っていた釧路川河川敷も、すっかり雪がなくなりましたね。

ランニングにも支障のない路面になりました。

怪我が治ったら、またこの道を日々淡々と走っていきたいものだ。

 

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南大通りを通って、米町公園に到達しました。

灯台の形をした展望台が、米町公園のランドマークですね。

 

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高浜虚子の歌碑と共に、海を見下ろします。

釧路では、かつて釧路新聞社に勤めていた石川啄木の資料が展示されている記念館もあり「啄木押し」というイメージがありますが、高浜虚子も釧路にゆかりのあった人だったのか、へえ。

とは言え、私の中で高浜虚子は「中学校の教科書に出ていた人」というイメージしかなく、どんな俳句を書いていたかということも知らんのだが。

もうちょい私に歴史や文学の素養があれば、こういった「街中さんぽ」も5倍は楽しめると思うのだがな。

 

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正月に初日の出を見に行った「弁天ヶ浜」へと向かいます。

 

gossy54200.hatenablog.com

 

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2年前まではここに石炭を運ぶ列車が走っていたのだが、廃止となり、それと同時に踏切も撤去されたのであるが、地元の有志によって踏切だけが再現された形となりました。

うむ、やはり、弁天ヶ浜は踏切があった方が趣がある。

 

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線路が通っていたところは立ち入り禁止になっています。

かつての雄別鉄道のように、サイクリングロードとして再現してくれるとありがたいのだが、予算的に色々厳しいのだろうなあ。

太平洋を見ながら春採湖へと向かうこの道は、よい観光道路になるのだろうなあとは思うのだが。

 

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20キロぐらいの距離をものすごくゆっくりとしか走っていないので、大して腹も減っていないのだが、適当な飯屋があったら入りたくなるのが人情というものだ。

 

「スパゲティハウス ピレネ」

店内はオールディーズが流れる、60年代のアメリカチックな雰囲気を感じるよい店である。

 

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ハンバークアメリカン(1100円)。

「ハンバーグ」「ナポリタンスパゲティ」「ライス」「サラダ」と揃っていて、これで何カロリーになるかなんて計算もしたくない。

本能のおもむくままに、腹いっぱいたいらげるのだ。

60年代のアメリカンな店に、「減塩」とか「糖質制限」とか「薄味」を求めるのは野暮というものである。

週に一度ぐらいなら、こうした「生活習慣病予備軍一直線」の食事を味わうのもいいだろう。

土曜の午後の一人飯を力いっぱい楽しめる幸せ。

ふー、食った食った。

やはり私には石川啄木高浜虚子よりも、アメリカンなスパゲディの方がよく似合う。

こういうのがいいんですよ。

 

ごちそうさまでした。

今は正直スパゲティも見なくないぐらい満腹であるが、また3ヶ月ぐらいしてスパゲティのことを忘れたら来る。

 

釧路のスパゲティの店は「泉屋」が全国的に有名でありますが、「ピレネ」の方がコスパがよろしくおすすめです。

「泉屋」同様に「スパカツ」や「泉屋風」を模したメニューもありますし。

 

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摂取カロリーに対して、消費カロリーが圧倒的に少ないような気もするが、今日のところは故障中のリハビリライドということで、こんくらいで勘弁してやろう。

ぶっちゃけサブスリーランナーが走るよりも遅いスピードなのであるが、逆に言えば、まともに歩けないような人でもサブスリーぐらいのペースで移動できる自転車というのは素晴らしい乗り物なのである。

 

4月になったら輪行も交えて、50〜100km程度の小旅行をブロンプトンで楽しみたいものですね。

そのぐらいになったら、怪我も治って、またランニングの方に意識が行っているのかもしれないけど、まあ、そのときそのときで興味のあること好きなことをダラダラとテキトーにやればいいのではないでしょうか。

 

さようなら。

ノルディックウォーク通勤始めます

先週、自転車通勤を始めたばっかりなのに、早くも別の通勤手段を取り入れてしまった飽きっぽい私です。

 

負傷した右ふくらはぎの状態も徐々によくなりつつあるし、そろそろ自転車よりも歩く訓練を取り入れた方がいいのかなと。

しばらく脚を甘やかしているうちに、血流が悪くなってむくみが出てきたので、しっかり脚を動かして血流をよくしたいところである。

 

gossy54200.hatenablog.com

 

で、先日のブログにも書いたように、ノルディックウォーキング用のポールを買ったので、今日は颯爽とポールを両手に持ちながらテクテクと歩くことにします。

 

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一応、ゲレンデスキーも歩くスキーも経験があるもので、ポールを使うことに対する違和感は特になかったです。

ノルディックウォーキング用のポールは、ストラップでかなりキツ目に手が固定されるので、ポールを地面につくときだけポールを握り、それ以外のときは手を離すぐらいでちょうどいいんじゃないかなあと。

ポールを身体の後ろにつくことによって、後ろからも推進力が得られるような感じで、これは普通に歩くより楽でいい。

負傷中の脚にも負担がかからず、怪我のリハビリにはちょうどよいお遊びなのではないでしょうか。

 

リズミカルにポールをついているだけで、なぜか歩くという単純動作が面白く感じる、初めてのノルディックウォーキングなのであった。

多分、すぐ飽きると思うけど。

 

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普段見慣れた風景も、いつもと違った道具を共にすることによって、なんとなく新鮮に感じられる。

ポールをついたときに、コツコツと背中に感じる刺激が心地よい。

これで明日背筋痛になっていたら、今日のトレーニング効果はありと言ったところでしょう。

 

上半身も鍛えられるノルディックウォーキング。

街中だとちょっと人目が気になるかもしれんが、まあ、通りすがりの人は自分が思っているよりも自分のことを見ていないものだ。

気にせずに我が道を突き進もうではないか。

 

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だいたい小一時間ぐらいで5kmぐらい。

運動量としてはこんなものでちょうどいいんじゃないでしょうか。

先月まで月400km以上走っていた私が言うのもなんですが、多分、「健康のため」の運動量としては、この程度の「ちょっと物足りない」と感じるぐらいがいいのかもしれません。

食事も運動も「腹八分」ぐらいが適度なんじゃないだろうかねえ。

 

あと、こんなこと思うのは私だけかもしれないが、ポールを持って動いていると、なんとなくトレイルランっぽくてテンションが上ってくる。

ポールを使いたいがために、トレイルランをするってのも、ちょっと本末転倒かもしれないが、失いかけたトレランへの情熱を復活させたという意味ではよかったのではないでしょうか。

まあ、ノルディックウォーキング用のポールでトレランはちょっと無理なので、また新たにトレラン用のポールを購入しなければならんのだが。

 

怪我をして走れないのは残念だが、こうして新しい経験ができるのも悪くない。

今週は暖かい日が続くし、釧路市内の積雪もゼロになったし、ポールを持ってリハビリウォークをガンガンやっていきたいと思います。

 

さようなら。