ゴシラン

走ることについて語ります

アリーナひとりフルマラソン

昨日うっかり「ひとりフルマラソン宣言」をしてしまい、朝目が覚めた瞬間、ちょっと大胆に宣言し過ぎたなあと、軽く途方に暮れた私なのであった。

もちろん有言実行をモットーとする私は、めんどくさいなあと93%ぐらい思いつつも、箱根駅伝を山下りの途中までしか見ることなく、アリーナの開く9時目がけてダッシュしたのだった。

 

 

アリーナ到着。

これだけ雪がなかったら、体育館の中じゃなくて、外を走ればいいじゃないかという意見もあるかもしれないが、今日はどうしてもアリーナを使わなければならない重要な理由があったのだった。

 

 

そうなのだ。

今日は年に数回しかない「アリーナ無料開放」の日なのであった!

好きな四字熟語は「無料開放」の私としては、この日を逃すわけにはいかない。

 

 

ということで、カロリーメイトポカリスエットを燃料にしつつ、「ひとりフルマラソン」にチャレンジしましょ。

 

 

尚、この施設の展望台からは、御覧のような「分け入っても分け入っても茶色い湿原(山頭火)」という景色が見られます。

これは一回見れば別にいいかな。

 

 

では走り出しましょう。

アリーナのランニングコースは一周が240mなので、176周すれば「42.24km」となり、フルマラソンの距離をほんのちょびっと超える計算になりますね。

一応、数え間違えないように、5周ごとに手動でラップを取っていきましょう。

 

普段は秩序が保たれているランニングコースであるが、無料開放になると普段来ないような人が来るわけで、なかなかカオスな空間となる。

コースで追っかけっこをして遊ぶ子供たちが、縦横無尽に不規則な動きをする。

元気な子供たちの存在が非常に微笑ましい。

…などと思うぐらい、残念ながら私は人間ができていない。

 

あー、邪魔だよ。お前ら邪魔だよ。ここは遊び場じゃないんだ。真剣勝負の場なのだよ。

全く、どういった教育したらこんな子に育つんだ。親の顔が見てえよ。

なんて思っていたら、親子でコースを逆走していたりして、釧路の未来は暗いと感じた。

よっぽど、帰り際に受付に行って「ランニングコースで遊ぶなと館内放送をかけろ」と文句言いたい気分だったが、走り終わってシャワー浴び終わったら、いい感じに頭が冷えていて、そんなことはどうでもよくなった。

まあ、自分が子供だったころを考えると、むしろ子供たちが陸上部のように黙々と一定ペースで縦一列に並んで走っている方が気持ち悪い。

 

あと途中で、去年から走り始めた同業者の知り合いにバッタリ会った。

もし私が社交的な性格だったら、仲良く今年の目標について色々語り合いながら走るのだろうが、今日の私は完全に「ひとりフルマラソン」の世界に入っていたので、軽く目礼だけしてやり過ごした。

こんなんだから、私には友達がいないんだよ。

 

さて、「ひとりフルマラソン」。

レースまで間隔もあるし、サブフォーペースぐらいでいいだろうと思っていたが、途中、周回遅れの人を抜いていくうちにペースが上がっていき、最終的にはキロ5ペースとなってしまった。

最後までペースが落ちることはなく、サロマに向けてよいスタートが切れたのではないでしょうか。

補給は12km、24km、36kmの3回で十分でした。

 

 

去年の道マラのネットタイムと同じぐらいで、作マラ後も走力はさほど落ちていない模様。

かすみがうらに向けて、スタミナの面では行けそうな気がしますので、あとはいかにスピードを上げていくかが鍵ですね。

それなりに精進していきます。

 

 

セイコーマートのカツ丼で、ひとりフルマラソン完走を祝おうと思ったが、売り切れていたのでチキン南蛮重にしてしまった。

しかし、チキン南蛮重はチキン南蛮重で捨てがたいので、気を取り直して平らげた。

うむ、うまい。

 

せっかくの正月休み、箱根駅伝も見ず、こんな非生産的なことに費やしていいんだろうかという思いも少しはあるが、これはこれでよい正月休みだったような気がします。

と言うか、正月休みはまだ2日残っているのだがな。

 

さようなら。