2回「もう辞めよう」と思った北海道マラソンも、多くの皆様の応援や援助のおかげで、どうにか「残り5㎞」のところまで来ることができました。
残り時間は1時間。
もう全部歩いてもゴールできる。
喜びというよりは、ホッとしたという安堵感に包まれた瞬間でした。
ここまで相当気が張り詰めていたのでしょうね。
ようやく精神的に余裕ができて、レースを「楽しむ」という気分になりました。
シンデレラ姫に仮装しているランナーの、「泣いても笑ってもあと5㎞。どうせなら最後は笑おう!」というお言葉に、「うん、そうだ!そうだ!」と、気持ち口角を上げながら、堂々と歩きます。
札幌工業高校で左に曲がり、いよいよ「北大構内」に入ります。
もうここまで来たら、残りは「ご褒美」。
一歩一歩、噛みしめるように、ゆっくりと緑あふれるコースを味わおう。
一応、北大卒の私であるが、スチャラカ学生時代のときではありえなかったぐらいに、真剣に校内を満喫します。
「ああ、俺はこんな素晴らしいところに7年もいたのか(年数については突っ込まない)。何で、若いころもっと勉強しなかったんだろう」と。
学生時代に思いをはせながら歩いていたら、私を呼ぶ声が。
おお、このイカのチアガール姿は、チャーリーさんではありませんか!
お互い「骨折仲間」として、よくここまでやってきたよ!
もうゴールは間違いないと、お互いに健闘を称えあい、メインストリートへと向かいます。
メインストリートでは家族も待っている。
今年はいつもより1時間ぐらい遅くなり、お待たせして申し訳ない。
しかし、何とか今年もここで元気に走る姿を見せることができそうだ。
見栄を張って、メインストリートからは走り出します。
やはりみっともない姿は見せたくない。
最後ぐらいはしっかり走ろうじゃないか!
「北大界隈最速」を目指すのだ。
40㎞地点で家族発見。
お母さま、今年は体調崩しっぱなしで、色々ご心配をかけましたが、どうにかここまでたどり着くことができました。
お姉さま、今年も素敵な動画作成、本当にありがとうございました。
妹は仕事で来ることができなかったが、妹の旦那様、お子様たち、わざわざ足を運んでくださりありがとうございました。

ここまで来て十分満足したのか、まるで優勝したかのような喜びぶりです。
いやいや、まだまだゴールにはたどり着いてないぞ。
2年前までは「北海道マラソンは完走して当たり前」と、おごった気持ちを持っていた私ですが、今年は1月に「30分の散歩が限界」という謎の体調不良が発生したり、5月上旬に転倒して顔面の骨を折って、入院して手術したり、退院して3日後に、今度はクルマにはねられ、頭から血を流し、鎖骨骨折で再入院と、マンガのようにアクシデントが積み重なりました。
ずっと苦しいことばっかりだった2025年でしたが、この1日で報われました。
北海道マラソンという舞台で、ゴールに向かって、自分の脚で進めるだけで満足です。
本当に本当に、多くの皆様、ありがとうございます。
この文章をお読みの皆様も、ありがとうございます。

まだ鎖骨骨折の影響で、右腕が上がりにくい状況ですが、そんなことはどうでもいい。
両手を高く上げ、喜びを表そう。

もう残りわずかだ。
ここを数百メートル進めば、もう一歩も動かなくてもよい。
シンデレラ姫のお言葉のように、最後は笑ってゴールしよう。

ありがとう2025北海道マラソン!
タイムはワーストだったが、思い出は最高だったよ!

オールスポーツのカメラマンさん、ゴール後も待ち構えてくださり、ありがとうございました。
「釧路湿原ノロッコ号」は、途中、野生動物による進行妨害がありましたが(大ウソ)、どうにか定刻以内に釧路駅に戻ることができました。
JRとは無関係の私が、勝手に釧路駅を代表するようなカッコで走って申し訳ないです。
そうです、私はもちろん本職のJR職員ではありません。
私の北海道マラソンは、ここまででお腹いっぱいでした。
ゴール後は、はてなブロガーが集まる「青空宴会」に行く体力もなく、大通公園西8丁目の芝生で寝転んでいたり、仮装ランチーム「かっぱちゃん」の打ち上げには、かろうじて参加できましたが、常時上の空状態と、満身創痍でありました。
「5時間42分」に、今年1年の私のすべての力を注ぎこんだ感じです。

走力的には「過去最低」で、一時期は参加も危ぶまれていた「2025北海道マラソン」でありますが、今年ほど、多くの人の力でゴールさせてもらったと思ったことはありません。
はてブロランナーの皆様。
チーム「かっぱちゃん」の皆様。
新川通で助けてくれた「レースプロッガー」の皆様。
応援してくれた家族の皆様。
SNS上で、お祝いコメントをくださった皆様。
そして、この文章を最後までお読みになった皆様。
本当に感謝です。
2026年は、今年以上に感動一杯の北海道マラソンになるように、まずは体調をしっかり整えて、心身ともに精進していきたいと思います。
ここまでご清聴ありがとうございました。
さようなら。