ゴシラン

電池残量80%に復活。走ったり休んだりダラダラと。

2025北海道マラソン参加記(その3)

gossy54200.net

 

新川通に入ったときは「25㎞で辞めよう」と、完全に諦めていた私でしたが、レースプロッガーさんが差し出してくれた塩タブによって、復活をとげ、制限時間より15分ぐらい余裕をもって折り返し地点を過ぎた私です。

「よし、あとは街中に戻るだけだ!」

助けてくださったレースプロッガーさんのためにも、必ずゴールまでたどり着こう。

 

30㎞地点までは快調でしたね。

 

 

スライドでは、ジャックスパロウに扮したたいがぁさん、そしてアンパンマンかっぱちゃんにパワーをいただきます。

沿道の応援もありがたいが、仲間が頑張っている姿を見ると、余計に元気をもらえる。

 

hokkaido-marathon.com

 

そして、レースサポーターの「65BASEあまんちゃん」に、ピコンとプラスチックハンマーで頭に刺激を入れてもらい、パワーを注入します。

一緒に走るランナーの他にも、沿道の応援の皆様、エイドステーションのボランティアの皆様、レースサポーターの皆様にこれだけ励まされると、前に進まないわけにはいかない。

 

30㎞地点通過。

制限時間まで20分残し。

「30㎞4時間」を目標タイムにしていたが、それと比べても10分余裕がある。

残り12.195㎞を2時間10分かけて移動すればいいわけだから、あとは半分ぐらい歩いても大丈夫だ。

 

30.2㎞のエイドで補給をして、もういいだろうと歩き出します。

 

あれ?一度歩いたら身体が動かない

 

うわ、マジかこれ。

またハンガーノックにかかってしまったか。

手持ちの経口補水パウダー、カフェイン入りのジェルを摂っても、まるで復活する気配はない。

バテてからの補給は、あまり意味がないのである。

「疲れる前に補給」が原則なんだよなあ。

 

いかんな、ちょっとフラフラしている。

30㎞まで無理した反動がやってきたか。

レースサポーターのあまんちゃんが「35㎞まで13時35分までにたどり着けばいいよ。大丈夫だよ!」と大きな声で励ましてくれたので、「うん、それなら大丈夫そうだ」と、マイペースで前に進みます。

 

長い直線の新川通が終わり、西野屯田通に入ります。

ちょっと下り坂の部分があったので、少し走ってみたが、やっぱ長い距離を走るのは無理。

うー、キツイ。

これゴールまで行っても、その後、倒れて何もできなくなるんじゃないか?

 

安全策で進みましょう。

幸い35㎞の関門まで時間に余裕はある。

35㎞の関門まで行ったら、この後どうするか決めよう。

というか、この時点では8割ぐらい「35㎞で辞めよう」と思っていました。

 

新琴似二番通に入って、どうにか35㎞地点に到達します。

ああ、救護テントが輝いて見える。

この中に入って寝たい。

もう1㎜も動きたくないよ、パトラッシュ。

 

ただ、30~35㎞に50分近くかけたのにも関わらず、制限時間までまだ11分も残っているのだよな。

うーむ、ここで辞めるのはもったいない。

でも寝たい。

とりあえず前に進むが、やっぱ戻りたいと、救護テントのことが頭に浮かぶ。

 

「いつ辞めようか、いつ辞めようか」と思いながら、心を無にして、ふらふらと進みます。

そんな中でも「釧路駅!」「駅長さんファイト!」などの声援が、ありがたく、そしてちょっとだけ恥ずかしく感じました。

どうして、この方たちは見ず知らずの人に対して、自分の仲間のように応援してくれるのだろう。

 

全然走ることはできないが、どうにか止まらずに前に進めている。

そして、見えてきたのは「残り5㎞」の表示。

時計を見ると、制限時間までは「残り1時間」。

これは「全歩き」でも、どうにかなるな。

 

ゴールしてから、打ち上げに参加して、その日のうちに釧路に帰って、翌日仕事ができるのかはわからんが、ここまで来たら最後まで行くしかねえ!

腹くくって、ゴールまでたどり着こう。

北大メインストリートでは、今年も家族が応援してくれているのだから。

誰かが待っていると思うと、頑張れる。

私はひとりじゃない。

ゴールしてから、救護スタッフさんにいっぱい迷惑かけることになるかもしれないが、そんなことはゴールしてから考えよう。

 

うぉぉぉぉ!俺は行くぜ!俺は行くぜ!

 

(つづく)