ゴシラン

走ることについて語ります

退院後初受診

交通事故による「急性硬膜下血腫」と「右鎖骨骨折」で、先週の木曜まで入院していました。

あと頭の傷で、バックリ皮膚が切れていたのだが、今は「〇針縫う」なんてことしないで、医療用のホッチキスでバチンと留めるんだな。

昔風に言えば「6針縫う」怪我をした私です。

 

で、今日は脳神経外科で、ホッチキスの針を外す「抜鉤(ばっこう)作業」です。

特に痛みもなく、3分ぐらいで作業は終了。

治療のために、傷の部分だけ不自然に髪を刈られていたので、外出するときは帽子をかぶっていた私だが、これで安心して床屋に行くことができるかな。

 

頭の方は、あと来週MRIを撮って、問題なければ終了という流れになります。

 

問題は、右鎖骨の骨折の方。

「恥骨」のことを「チコちゃん」と名付けたチャーリーさん風に言えば、「サコちゃん」。

 

手術せずに保存療法という形なので、時間の経過を待つしかないのだが、こっちの方は「いつになったら、まともに日常生活できるやら」って感じですね。

退院初期のころのように「右腕をちょっとでも動かしたら痛い」って感じはなくなり、少しずつ可動範囲は増え、どのように動かすと痛くなるかってのはわかってきたんだが、まだ通常時の20%ぐらいしか右腕は使えません。

車の運転や、自転車に乗ることができず、行動範囲が狭くなるのが不自由ですね。

保険会社からは、「買い物でタクシーを使った分は支払う」と言われているのですが、「タクシー=贅沢」と思っている貧乏性の私は、なかなかタクシーを使う気にならないのですよ。

最近の買い物は、徒歩5分のコンビニ一択の私です。

 

 

とりあえず暇なので、無駄にくたくたになるまで散歩している私です。

じーっとしているよりも、痛みが生じない程度に右腕振りながら歩いた方が、リハビリにもよさそうですし。

 

今回、治療費や休業補償は、全額保険から出るということで、イマイチ「早く社会復帰する!」というモチベーションが低いのが困りものですね。

保険は人間をダメにするのかもしれません。

つかの間の「無職ニート生活」を満喫している私です。

 

ただ、20年ぐらい後も、今と同じように「身体的不自由」を抱えながら、「あまり楽しくない暇な生活」を過ごすことになるのだろうなあ。

そういう意味では、老後のよいシミュレーションの機会なのかもしれない。

あんまり身体が動かなくても楽しめるような、文化的な趣味を持つには、いいタイミングなのかもしれないな。

 

まあ、せっかくの機会なので、世の中の価値観を半分下りた「自己探求」の旅を、もう少し楽しみたいとおもいます。

私も「マラソン中毒者」だった小野裕史さんのように、全てを捨てて仏門の世界に入っていくかもしれません。

 

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さようなら。