タイトルのまんまです。
今日は雨予報だし、雨降る前にひとっ走りしようかなと、ポクポク走り出します。
釧路も5月7日にようやく桜の「開花宣言」が出ました。
今日は「花見ラン」ということで、花を愛でながら、のんびり行こうかと。
花は五分咲きと言ったところでしょうか。
今にも雨が降り出しそうな空模様で、あんまり桜の花も映えないし、さっさと帰ろうかと思ったところで悲劇が起きてしまった。
何につまづいたの知らんが、私はこけた。
とにかくこけた。
ごーかいにこけた。
こけて顔をガーンと地面に打ちつけた。
こけて起き上がると、気が張っているのか痛みはさほど感じないが、鼻から血がだらだら出て、右目がぼやーっとしか見えない。
「花」ではなくて、私の「鼻」が大変なことになっていたのである。
鼻血はなかなか止まらなくてあせったが、上を向いてジーッとしていると落ち着いてきた。
しかし、右目はよく見えん。
大丈夫なのか?大丈夫なのか、俺?
窓ガラスに映る自分の顔は、血がそこそこ出ていてヤバかったが、歩くことはできるし、救急車を呼ぶまでもないだろうと、そのまま家に帰った。
家に帰って、予備の眼鏡をかけると、右目がきちんと見えるようになっていた。
何のことはない。右目がよく見えなかったのは、こけた衝撃で、レンズが外れていただけなのであった。
さて、若干しみるが、顔も洗って、そこそこ見られる顔になった。
痛みはそこまで感じないが、医療従事者の勘が「これは念のため病院行った方がいい」と、ささやいた。
幸い、土曜の午前中で医療機関はやっているし、何かあったら月曜まで待たねばならず厄介だ。
とりあえず、CTのある病院で、骨折の有無と、脳に異常がないか確かめた方がいいなと、脳神経外科に車を走らせた。
目の辺りを打ったんだが、こういう外傷のときは、CTのない眼科には行かずに、CTある病院に行った方がええで。
(骨折はMRIよりもCTの方がわかりやすい)
んで、病院行って、問診の看護師さんに「一応念のため、骨や脳に問題がないかCT希望」と伝え、CT室へ。
CT検査が終わった後、技師さんに「鼻血大丈夫ですか?」と聞かれ、「ん?」と思ったが、確かに診察で自分のCT画像見ると、鼻の中が血まみれになっていてヤバかった。
さて、診察室へ。
先生が開口一番「折れてますね」と。
私が見てもわかる見事な「眼窩吹き抜け骨折」だった。
ほとんどの方は「眼窩吹き抜け骨折」と言われてもピンとこないと思うので、一応図示しておきます。
眼の周りを囲んでいる骨が、見事にボキッと逝ったわけですな。
ヤバい症状だと、モノが二つに見える「複視」の症状が出ることもあるが、私の場合はセーフ。
んで、この手の「顔面骨折」の場合、専門となるのは脳神経外科ではなく、「形成外科」というところになるのだな。
「形成外科のある市立病院に紹介という形になりますが、早くて来週の月曜です。それまで、ごきげんよう。さようなら」
という内容のことを、ものすごく親身になって伝えてくださいました。
先生、わざわざ紹介状書いてくださり、ありがとうございます!
月曜日まで私は大丈夫なのかって気もするが、本気でヤバかったら、とりあえず脳神経外科で入院という形になるので、多分大丈夫だろう。
専門外だが、脳外の先生曰く、「目に問題がなければ、手術しないで、保存的に様子見る」って言ってたしな。
そんなわけで、現段階では月曜まで私の状態は宙ぶらりんですが、神様が与えてくださった「休養期間」ととらえ、じっくり充電していきたいと思います。
今のところ、安静時の痛みはそうでもないが、モノを噛むときちょっと痛いかな。
アイスノン使いながら、目の周りを冷やして、週末を過ごしたいと思います。
ジョギング中の顔面強打には気をつけよう。
さようなら。