すかーっと晴れた日曜。
こういう日は、どっか行かなきゃもったいないので、出かけましょう、そうしましょう。
とは言え、待機番であんまり遠くまでは行けないので、30㎞ぐらい離れた鶴居村まで自転車で往復しようか。
前回のサイクリングでは、クルマ通りの少ない道を進んで、「熊が出たぁ!」という通報を受けたので、今日は弱気に幹線道路を、クルマの邪魔になりながらタラタラと進みます。
道道53号線をひたすら北上するのだ。
出かけたときは気温一桁と寒かったが、内陸部の鶴居村は15度ぐらいあって、ポカポカであったな。
道東では、サイクリングに向いている天候の期間は短いので、有効に活用していこう。
追い風に乗って、「グリーンパークつるい」で折り返し。
ここまで35㎞。
橋の欄干のオブジェは、鶴の頭をイメージしているのかな。
写真にはおさめられなかったが、ここに来るまで丹頂鶴を一羽見かけた。
河川敷には、いい感じの遊歩道があるなあ。
ここをランニングしたら気持ちいいんだろうなあ。
私は知らない街に行って、「もしここに住んだら、この辺を日常のランニングコースにするなあ。で、買い物はここでして」などと、妄想するのが好きだ。
さて、妄想タイムも終わり、また釧路に帰りましょう。
ぐぬぬ、往路の段階で予想はできていたが、向かい風がキツイ。
こういうときは、心を無にして、自分が機械になったつもりで、クルクルペダルを回すに限る。
復路が向かい風だと、景色は往路で見て飽きたし、ちっとも進まなくて嫌になる。
こういうこともあるので、私は基本サイクリングでは、行き帰りで同じ道を走ることを好まず、周回コースにすることが多い。
途中で、コンビニ「セイコーマート」を見つけたので、迷わずピットイン!
おお!セイコーマートオリジナルの期間限定品「すんだどら焼き」が売っていたではないか!
最近、「グルテンフリー」で小麦製品を摂らないように心がけている私だが、ずんだどら焼き大好きな私としては、ここを逃すと来年まで食えないんじゃないかと思い、「グルテンフリーなどくそくらえ!」と買った。
向かい風の苦行のサイクリングでは、食ぐらいしか楽しみがないんだから、健康のことなど考えず、好きなものを食べるべきだ。
味はチョーうまかった。
サイクリング時の軽食は、普段のおやつの3倍マシぐらい美味しく感じるマジック。
税込み149円で味わえる、至福の時間であった。
ごちそうさまでした。
ラスボスの「湿原坂」を上りましょう。
坂の上から眺める湿原はよいものだった。
自転車でここまで来たという、ちょっとした苦労がよいスパイスとなり、見慣れた風景も3割増しで感動できるマジック。
いやぁ、サイクリングっていいものですねえ。
今回は途中気持ち悪くなることもなく、そこそこ坂のある道を70㎞走れてよかったのではないでしょうか。
補給と休養をしっかり入れれば100㎞も行けるなと、ちょっと復活を感じた今日のサイクリングでした。
ゴールデンウィークのプチ遠出は、これで終わりにして、また明日からは「引きこもり生活」に入ります。
さようなら。