ゴシラン

走ることについて語ります

オーディオブックで自己洗脳

「聴く読書」なるものが存在するのですね。

オーディオブックで、プロのナレーターや声優が本を朗読してくれるというもので、「無料お試し期間」もあるということで、どんなものか試してみようかと。

ちょっとでも興味があると思ったものは、とりあえずやってみるのだ。

 

日本のオーディオブックは、Amazonが運営する「Audible」と、株式会社オトバンクが運営する「元祖オーディオブック」の「audiobook.jp」が2大勢力となっています。

 

料金を見ると、聞き放題サービスでAudibleが月1500円、audiobook.jpが年間契約で月833円と、audiobook.jpの方がお得ですな。

とりあえずaudiobook.jpの方を試してみましょう。

 

 

朝は片道約30分の徒歩通勤と共に、耳から情報を取り入れます。

聴いた本はこれ。

 

 

「疑いや恐れは排除しなければなりません」と聞こえてきて、確かにその通りだなあと。

思えば、1月に体調崩したとき、「私は重い病気なんじゃないだろうか?」という「疑いや恐れ」が、ますます症状を重くしたような気がする。

「思いはすべてを作る」のであり、「病気を常に恐れている人はやがて病気になってしまう」のだなあと、目で本を読むよりも、耳から情報を入れた方が「自己洗脳」には効果があるような気がする。

30分の通勤時間で、私の薄汚れた心が、2%ぐらいはきれいになったんじゃないかな。

 

 

夜はオーディオブックを聴きながら軽くジョグ。

 

 

聴いた本はこれ。

「俺はスゴイと思え」と言われてしまうと、単純な私は「そうだ俺はスゴイランナーなんだ!」と、謎の自信がついてしまう。

まだまだ倦怠感が残って、正直体調はイマイチなんだが、「このジョグはスゴクなるための過程なんだ!」と自分を騙すことができる。

冷静に考えると「何がどうスゴイのか」ということが一切説明されておらず、まるで根拠がないのだが、ジョギング中のボーっとした頭だと、字で書かれた本とは違って、そこまで思考が回らないところがいいのかもしれない。

「俺はスゴイのだ」というワードが、妙に耳に残り、すっかり自己洗脳されてしまう。

 

ということで、オーディオブック初日の感想としては、「ボーっとした頭に、ポジティブな言葉を耳から入れると、すっかりその気になって自己洗脳されてしまう」ということだ。

正直、ここ2年ぐらい「俺はもうランナーとしては終わったな」と思うことが多かったのだが、「いやいや、まだまだこれはスゴクなるための過程なんだ」と、謎の自己暗示がかかってしまう。

 

斎藤一人さんのような、易しい言葉でポジティブなことが書かれている本が、字面で読むと「内容スカスカやんけ」と思う本でも、ジョグ中の自己洗脳には効果があるんじゃないでしょうか。

我々の年代にしかわからないと思うが、昔、中〇コースとかの雑誌に掲載されていた「睡眠学習SLシータップ」をちょっと思い出してしまった。

 

ibcpub.co.jp

 

ちなみにaudiobook.jpには、Audibleにはない、「IBCのラダーシリーズ」が聞き放題サービスに入っており、英語学習にもいいのではないかと思います。

 

尚、audiobook.jpは、今日まで年間聞き放題サービスに申し込むと、Bluetoothイヤホンがゲットできるという特典があります。

って、残りもう2時間ぐらいしかなんだが…。

 

無料期間だけで飽きるかもしれないが、「Kindle Unlimited解約して、こっちの方がいいかなあ」と思ったオーディオブックデビューの一日でした。

 

さようなら。