ゴシラン

走ることについて語ります

第46回白糠町ロードレース参加記

3月に行われる「道内一早いロードレース」である「白糠町ロードレース」。

しかし、道民ランナーの中でも、このレースはマイナーな存在であり、4月に行われる「伊達ハーフマラソン」が道内レースの開幕戦と思っている人も多い。

 

とは言え、参加者名簿を見ると、札幌近辺から遠路はるばる参加されている方もいて、「アスファルトの上を走る」ことに飢えていた道民ランナーが、本日白糠町に集結いたしました。

参加者は10㎞、5㎞、3㎞の部を合わせて500人ぐらいだったでしょうか。

このくらいの規模だと、駐車場渋滞もなく、ストレスなく参加できましたね。

 

 

服装は、仮装ランチーム「かっぱちゃん」の正装。

釧路泉屋の「スパカツTシャツ」にしようか迷ったが、気温一桁の寒いレースでは、長袖Tシャツが重宝します。

去年の道マラ打ち上げの席で、「アンパンマンランナーかっぱちゃん」よりプレゼントされたこのTシャツ、ありがたく大切に使わせていただきますm(_ _)m。

 

 

体育館で受付。

今年で「第46回」と歴史のある大会でしたので、運営はスムーズでしたね。

ゼッケンや計測チップなどをもらって、スタートまで車の中でうだうだします。

 

 

スタート地点。

横断幕が「地元のこじんまりした大会」という感じを出していて、よいですな。

数万人規模の都市型マラソンもいいが、こうしたローカルで「地元の運動会」的なノリの大会の方が私の好みだったりする。

 

私が参加した10㎞の部は10:30にスタート。

最後尾からノロノロ進んでいきましょう。

レースプランは特になし。

ガチで走るでもなく、仮装で走るでもなく、普段のジョギングのつもりでテキトーに走る、極めて緊張感のない状態です。

 

序盤はちょい向かい風でしたね。

白糠は人口7000人程度の小さな町であるが、沿道には応援の方もちらほらいて、非常にありがたかったです。

半年ぶりのレースだが、「頑張れ」「ナイスラン」「ありがとう」の声掛けが心地よい。

 

キロ6分ぐらいで、体調が悪化しないように無理なくのんびり走ろうと思ってましたが、ランナーの本能として、抜かせそうな人がいると抜かしたくなりますね。

で、抜かしているうちに自然とペースが上がり、ラスト1㎞はキロ5分切りと、今の私にとっては早めのペースとなってしまいました。

往路向かい風の分、復路は気持ちのよい追い風だったのも、ペースアップした要因かもしれません。

 

 

時計は見ないようにしましたが、残り500mで、「あ、このまま行けば55分切りだ!」と最後はちょっと無理をしました。

55分を切ろうが切らなかろうが、大した意味はないのだが、ランナーというのはキリのいい数字にこだわりたくなるものだよ。

 



ガーミンの計測はこんな感じ。

もうおっさんは160オーバーの心拍数で、ゼーハー走る気力はありません。

 

 

最近の大会は「Web記録証」が主流となりつつありますが、こうして紙で印刷された記録証をもらうと、ちょっと懐かしい感じがしていいですね。

個人的にはメダルよりも、紙の記録証の方が、「ああ、俺マラソン大会に参加したんだ」という気分を感じる。

にしても、ガーミンと記録証で10秒ぐらいタイムが違うのはなんでだろう?

スタートのピストルと同時にスタートボタン押したつもりなんだが。

 

ラストちょっと無理をしたのが悪かったのか、ゴール後怠さと眠気が強くなり、ラン仲間との挨拶もそこそこに撤収。

低血糖発作なのかしらん。

クルマの中でコーラ飲んだら、ちょっと復活して、安全運転で釧路まで帰りました。

まだまだ無理はできませんな。

次回レース予定の「たんちょう釧路空港 ランウェイマラソン(6/14 10㎞)」までは、おとなしく過ごし、体調回復を第一にしていきたいと思います。

 

runnet.jp

 

空港のマラソン大会については、そのうち本ブログで詳しく書こうと思いますが、「滑走路を走る」という斬新な大会です。

めったに走ることのできないところで、変わった経験をするのも面白いだろうと。

 

 

帰りは白糠でメシを食おうと思っていたのだが、財布を忘れるというミステイクを犯し、仕方なくスマホQRコードで支払いのできるコンビニ飯で昼を済ます。

豚肉のビタミンB1と酢の物で疲労回復を図りたいですな。

 

去年の「フードバレーとかちマラソン」を体調不良でDNSしてから、ずっとイマイチの調子が続いていましたが、今日10㎞を55分未満で走れたことにより、8月の「北海道マラソン」も大丈夫かなとホッとしています。

こうした小さなことから、コツコツと自信をつけていこう。

他人やタイムではなく、引き続き、自分の健康状態を観察しながら、ストレスなく楽しく走っていきましょう。

 

白糠町のレース関係者の皆様、本日はありがとうございました。

 

さようなら。