ゴシラン

走ることについて語ります

オホーツク網走マラソン2024参加記(その4)

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オホーツク網走マラソンは、前半のハイライト「能取岬」を過ぎ、中盤戦に入ります。

能取岬を抜けるところはスライド区間になっており、スタート時一緒だったシンデレラ姫を始めとする「コスプレ軍団」とのハイタッチで元気をもらいます。

さ、こっからもパワー出して行こうぜ!

 

15㎞地点を過ぎ、右手にオホーツク海を眺めながら走ります。

序盤はアップダウンに苦しめられましたが、こっからはフラットなコースになります。

網走の自然を感じながら、ずんどこ進んでいきましょう。

 

 

ボケボケの写真であれだが、約1㎞続く「美岬トンネル」へ入ります。

道マラの「創成トンネル」は、閉塞感があり、蒸し風呂状態で、走っていて気持ち悪くなってきましたが、「美岬トンネル」は涼しくて開放感があって快適でしたな。

この日は最高気温16度曇りというコンディションであったが、25度近い気温でピーカンの青空だったら、このトンネルがいい冷却区間になったかも。

 

 

トンネルを抜けると、相変わらずオホーツクの海が右手に広がる景色でした。

いい景色なのだが、これが何㎞も続くとちょっと飽きてくるかも?

20㎞過ぎから、右手に見えるのはオホーツク海から能取湖に変わるのだが、その境目を確認する余裕はなし。

つーか、走っているときは、ずーっとオホーツク海沿いを走っているものだと思っていた。

 

 

同じような風景が続き、ちょっと退屈だなあというところで現れたのが、「ものまねエイド」。

写真にある「スラムダンク」の「安西先生」をはじめ、「古畑任三郎」の「田村正和」、ピン芸人「ヒロシ」などのものまねタレントが勢ぞろいで、最後は「なかやまきんに君」に「パワー」をいただきました。

あきらめたら、そこで試合終了でっせ。

 

この辺りは網走の郊外で、沿道の応援こそ寂しいものがありましたが、その分東農大オホーツクキャンパスの皆様が運営しているエイドスタッフの皆様から熱い応援をいただいたり、X(旧twitter)のフォロワー様からお声がけをいただき、大いにエネルギーになりました。

最初はキロ7分ぐらいでゆるゆると進んでいきましたが、気がつけばキロ5分半ペースにパワーアップしており、29㎞大エイドの「サブジェラート」に向けて順調な足取りです。

 

大エイドのある「レイクサイドパークのとろ」の入り口を過ぎ、1.5㎞ぐらい走ってから折り返し、改めて公園に入るというコース設定になっています。

わかりやすく言うと、公園から折り返しまでの約1.5㎞は、スライド区間だということです。

 

先行のランナーさんとすれ違います。

あれ、あの「くまモン」の被り物は、道マラでもご一緒した「チームかっぱちゃん」のみりんださん?

あまりご本人だという自信はなかったので、声はかけませんでした。

いや、正確に言うと「ジェラートジェラート」と食い意地が張って、みりんださんだと気づく余裕がなかったというところでしょう。

「仲間より食い物」なんて思っていたら、ただでさえ少ない友達をマジでなくすぞ、オレ。

 

んで、風船をつけた「4時間30分ペーサー」さん率いる軍団が見えましたね。

14㎞の能取岬では「5時間ペーサー」さんと一緒になっていたのだが、ずいぶん前に来ましたな。

これは「サブ4.5狙えるかも」と、ちょっと欲が出てきました。

 

折り返し地点を過ぎ、また1.5㎞程走り、大エイドのある「レイクサイドパークのとろ」に入ります。

よっしゃ!ジェラートジェラート

と、テンションは上がるのだが、北海道らしく公園はだだっ広く、なかなかエイドステーションが見えてきませんね。

早く俺にアイスを食わせろ!

 

 

大エイドキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

 

 

まずは「しじみ汁」で塩分を補給しましょう。

おお、これは二日酔いに効くわ!

…って、酒飲んでないけど(つーか、それ以前に私は酒が飲めない)。

 

 

長天(揚げかまぼこ)。

過去参加された方のブログやランネットのレポートを見ると、「ゆっくりランナーには長天があたらない」といいう記述も見られたが、無事「サブ長天」を達成しました。

ああ、これもうまいっ!

 

 

んで、エイドステーションのおねーちゃんに「サービスです」と、ベーグルを2個もらい、ついにお目当ての「Rimoジェラート」とご対面です。

尚、ジェラートは十分な数が用意されており、多分、必死こいて走んなくても余裕でゲットできたと思う。

ちっ、ここまで一生懸命走って損した。

 

では、いただきます。

 

ん。

 

んん?

 

思っていたよりフツー

 

そうなのだ。ここで私は重大なミスを犯してしまったのだ。

事前に余計な知識を持ち、「これはうまいものに違いない」と高い期待値があったため、あまりおいしいと感じることができなかったのである。

何も考えないで入ったラーメン屋が、想像以上にうまくて、「これはおいしいとこ見つけた!」と感激したはいいが、2回目以降に来店したときは、「あれ、最初の感動は薄れたような」って気分になるのと同じようなものである。

 

モノを食うときは、期待値を低くする

 

これが私なりの、モノをうまく食べるコツである。

思えば、今回は事前に「エイドが豪華」という情報を入れ過ぎていたために、「あれ?思っていたのとは違うかも?」というギャップがあったような気がする。

孤独のグルメ」に出てくる井之頭五郎のように、ネットなどで調べずに、事前情報なしで、パーっとテキトーな店に入るのが、おいしくご飯を食べる最大の秘訣なのかもしれない。

 

とは言え、網走マラソンRimoさんの名誉のために言っておくが、これは単に私の感じ方の問題であり、エイド食自体は非常に他大会に比べレベルの高いものであったということだけは、強く主張したい。

素晴らしいエイド食、ありがとうございました。

 

さてさて、エイド食に気を取られていたら、「ごっしーさん」というお声が。

「ん?」と、声の方向に顔を向けてみると、「くまモン」の被り物の「みりんださん」が。

やはりスライドですれ違ったのは、みりんださんでありましたか!

お声かけもせず、失礼いたしましたm(_ _)m

 

 

道マラ以来、一か月ぶりの再開を記念して、記念撮影。

みりんださん、ありがとうございました。

「調子は?」と聞かれましたので、「サブ4.5」のペーサーさんが視界に入ったこともあり、「調子はいいので、こっから一気にガンガン行きます!」と答え、みりんださんとは別れました。

また、来年の北海道マラソンでお会いしましょう!

 

さて、みりんださんへの宣言通り、こっから「サブ4.5」目指して、残り13㎞一気に突き進んでいきましょう。

 

(つづく)