ゴシラン

走ることについて語ります

北海道マラソン2024 参加記(その3)

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2024年の北海道マラソン

スタート時の気温は23度と、30度ぐらいあった去年に比べ大したことはなかったのであるが、7月末から続いていた体調不良と、それに伴う練習不足で「完走できるかな~?」と不安を抱えたスタートでありました。

私は基本レース中はスマホを持たない主義ですが、今回は40㎞地点で待っている家族へのDNFしたときの連絡手段として、スマホを持って走りました。

つーか、スマホ持って走るんだったら、今ならレース中の写真撮っておけばよかったかなあとも思ったが、そんときは写真を撮る余裕もない状態だったのです。

 

「大丈夫かなあ、どうかなあ」と、キロ7分オーバーのペースでゆっくり走っていたが、幸い創成トンネル以外で異変を感じることはなく、家族を始めとした沿道の皆様の応援にも支えられ、関門よりも20分余り残して20㎞を通過することができました。

 

残りはまだ半分以上残っているのですが、「ふー、これで大丈夫」と安堵しましたね。

冷静に考えたら、こっから気温が上がってくる後半の方が間違いなくキツくなるはずなのだが、なぜかこのときは「20㎞まで行ければ、あとは大丈夫!」と根拠のない自信を持っていました。

フルマラソンで大事なことは、その「根拠のない自信」です。

 

空は太陽が出たり、曇ったりを繰り返していました。

曇っているときは、そんなに暑さを感じないのですが、日が出ると、もぁ~と来ますね。

しかし、その「もぁ~」が北海道マラソンの醍醐味。

残り少ない夏を満喫しよう。

 

「あぢーなぁ」と思っていたら、氷の固まりが置いてあるエイド発見!

 

 

氷に手を置いて、「うわー、冷めたっ!!!」と、慌てて手を引っ込める、演技力2ミリの演技をして、エイド係から完全に無視される、ある意味氷のように寒い時間を過ごします。

そんな寒い空気の中、別の場所にいたエイドの女のコから話しかけられました。

 

あ、スパカツTシャツだ!うちのお母さん、泉屋で働いているよ!

 

世の中、なんと狭いのでしょうか。

まさかこんなところで、泉屋の関係者に出会うとは。

予期せぬ応援に、リアクションもしどろもどろだった私でしたが、くれぐれもお母様によろしくお伝えくださればと思います。

 

新川通をズンドコ進んで、24㎞地点の前田森林公園に、今年も「大エイド」があったので、関門まで余裕もできたしということで、今年もゆっくりしていくことにしました。

エイドでコーラやどら焼きやゼリー飲料などをゲットし、ゴクゴクモグモグと。

うん、ちょうどお昼時だし、これはよい給食だ。

 

で、尿意も感じたのでトイレタイムにするか。

しかし、ここのトイレがなかなか激混みで、10分ぐらい待たされたよ。

まあ、食ったものを消化するにはいい時間だっただろう。

トイレ待ちの間、ごみ箱の近くに紙コップが散乱していて、それを一生懸命に拾ってごみ箱に入れていたおっさんがいたので、私も「どーせトイレ待ちの間暇だし」ということで、一緒になって拾った。

なんかいいことをした気分になって、心が満たされたトイレ待ちの時間なのであった。

最近、走りながら道端のごみを拾う「プロギング」なるものが一部界隈で流行っているが、確かにこれはハマる人も出てくるかもしれない。

 

膀胱も心もすっきりしたところで、レースに復帰しましょう。

 

25㎞地点通過。

時刻は12時1分。

関門閉鎖時刻は12時15分なので、14分セーフ!

…って、前田森林公園で余裕ぶっこいているうちに、制限時間がヤバくなってきてないか?

 

25㎞地点を過ぎたら、折り返しはもうすぐです。

折り返し地点手前では、大会サポーターである「65BASE代表」の阿萬香織さんが、「もうすぐ折り返しだよ。折り返し過ぎたら追い風で楽になるよ!」と、必死にランナーを励ましてくださいました。

 

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おお!6月に釧路で一緒に走ったあまんちゃんが、こんなところでも応援してくれるとは!

「制限時間も迫ってきたし、折り返しからギア上げるか」と、こっからパワーアップしました。

キロ7分からキロ6分10~20秒ペースに上げていきます。

追い風に押してもらいながら進んでいこう。

 

折り返しを過ぎてから、スライドで一生懸命に走っているランナーの皆様を見て元気をもらいます。

25㎞関門の閉鎖時刻が迫ってきていましたので、皆様真剣な表情でしたね。

序盤、余裕の表情で「ありがとー、ありがとー」と、よく通る声で沿道の声援に応えていた、シンデレラに仮装したランナーが、かなり必死になって関門に向かっていたのと、「酷道ランナーのサトーさん」が、YouTubeで見せないようなめちゃくちゃ苦しそうな表情で、「ここ界隈で最も真剣に走られていた」のが、かなり印象に残りました。

(同じ「酷道ランナーのアキラさん」とは別々に走られていて、この時点で「セパレート方式」を採用していた)

 

そういや、かなり後ろを走っていた関係もあると思うが、今年は「酷道Tシャツ」で走られているランナーの方が多かったような。

「最幸美」と書かれたTシャツのランナーを見ると、思わずニヤリとする私なのでありました。

速さを追求するのもいいけど、速さだけがマラソンではない。

一緒に42.195㎞の道のりを楽しもうぜ!

 

30㎞地点通過。

時刻は12時32分。

関門閉鎖時刻12時55分よりも、かなりセーフ!

よしよし、巻き返した。

一度上げたペースを落とすのも、かえって疲れるので、このペースでずんどこ行っちゃいましょう。

 

32㎞で長い長い新川通とは別れを告げます。

「ああ、ここでもう終わってしまうのか。もっと長く新川通を走っていたい」と、よくわからない感情がめばえ、無駄に新川通を1ミリでも長く走るために、大外を回って、西野屯田通に入ります。

 

 

北海道マラソンも32㎞地点を過ぎ、いよいよ終盤戦を迎えます。

 

(つづく)

2024 9/8~9/14 ランニング週記

朝晩の気温が下がって、走るにはちょうどいい季節になりましたね。

まあ、ちょうどいいと言っていられるのも、あと2週間ぐらいの命で、こっから先は「さみー、さみー」と震えていることでしょうが。

残り少ないランニングに適した季節を、有効に過ごしていきたいものです。

 

 

今週の走行距離も50㎞ジャスト。

体調が戻ったなあと感じられるまでは、50㎞程度を上限として、足りない分をロードバイクで埋めることにいたしましょう。

月間走行距離が、去年倒れるまでの半分ぐらいに落ちているので、普通の食生活をしているつもりでも、ぶくぶく太ってしまうお年頃。

 

この前行われた「アイアンマンジャパンみなみ北海道」の結果が、X(旧twitter)上のタイムラインで流れてくるのを見て、スイム練復活させようかなあと思ったり思わなかったり。

「鉄人」の称号を得られた皆様、本当にお疲れ様でした&おめでとうございます!

私もオリンピックディスタンスでいいから、一度はトライアスロンの世界を経験してみたいのう。

 

 


 

新しい低周波治療器が来ました。

長時間座っていてしんどく感じる「左の臀部」と「左ハムストリング」にパットを当てて、15段階中の強さ9で、15分マッサージしています。

しびれ止めの薬と併用しているので、果たしてコイツがどのくらい効いているのかはわからんが、マッサージガンに比べて「深部まで刺激されている」という気分になるので、飽きるまで使っていこうと思います。

最近、ロードバイクに乗ると肩や首が凝るので、そっちでも使っていこうかなと。

 

去年の今ごろは「壱岐ウルトラマラソン」というキョーレツな目標があったんで、そこそこ頑張れた私ですが、今年は特に目標となるレースがないので、イマイチ気力がわいてきませんね。

まあ、先は長いですが、とりあえず「来年6月のサロマ湖100㎞」をターゲットに、ぼちぼち体調を戻していけたらと思います。

 

さようなら。

北海道マラソン2024 参加記(その2)

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さてさて、定刻よりも6分遅れでスタートラインをまたぎます。

まずは「関門」との戦いになりそうな、今年の北海道マラソンです。

 

最初はパレードランのごとく、にぎにぎしく大通からすすきのへと向かいます。

途切れない応援、一生懸命に走るランナーの集団を見ていると、「マラソン大会の世界に帰ってきたな」という感じがしますね。

「頑張れ~」「ナイスラン」のお声がけが心地よいです。

 

中島公園の辺りで、「最後尾の世界」で日本各地のマラソン大会を走られる「人気ランチューバー」である「酷道ランナーさん」のお二人に遭遇。

エプロンにコック帽という、マラソン大会にはふさわしくない服装の私に対して

 

フォーマルな服装ですね

 

というお褒めのお言葉をいただきました。

この「正装」で、42.195㎞の道のりを走り切りたいと思います。

 

3㎞地点の幌平橋で、このコース唯一と言ってよい上り坂。

ここで坂を上るランナーの集団が視界に入ると

「自分は2万人もの集団の中のひとりに過ぎず、ランナーの作る流れを川に例えると、水しぶき程度の存在なのだな」

と、毎年思う。

 

ベタであるが、方丈記にある

「ゆく河の流れは耐えずして、しかも、もとの水にあらず。よどみに浮かぶうたかたは、かつ消え、かつ結びて、久しくとどまりたるためしなし」

というフレーズが頭に浮かぶ。

 

「マラソン大会」という「川の流れ」の中では、速い人も遅い人も、普通のカッコをした人も目立つカッコをした人も、みんな水滴のような、はかない存在なのである。

川の流れに従って、自分は「北海道マラソン」という川に流れる水滴のように、水滴らしい役割を果たそうじゃないかと、思うのであった。

無理に川の流れに逆らって走ることはない。

自然に自分らしく進んでいこう。

 

5㎞地点通過。

時刻は9時28分。

関門閉鎖時刻は9時35分なので、セーフ!

私なりに本気で走っているつもりなんだが、関門7分前か、危ねえ危ねえ。

去年よりも気温は低くてラクなはずなんだが、やっぱ体調不良の影響もあり、走力は落ちているなあ。

まあ、でも、このペース守ればこの後の関門には余裕ができるはずなんで、気にせずマイペースで進んでいきましょう。

 

平岸街道に出て、5.4㎞地点で給水。

去年は猛暑で水がなく、阿鼻叫喚の雰囲気であった給水所であるが、今年はそこまで熱くなく、更に2㎞地点に新たに給水ポイントができたことから、そこまででもなかったですな。

 

ただ、去年の教訓を生かして、応援に来る家族に頼んで、麦茶とゼリー飲料の差し入れをリクエストいたしました。

 

 

んー、しみるねえ。

よし、体調不良は治った。

差し入れ、ありがとうございました。

 

 

さ、スパカツパワーで、あと37㎞頑張っていきましょう。

きっと泉屋の店長さんも、釧路でテレビ中継見ながら応援してくれているはずだ。

 

5㎞からは、若干下り基調になって、走りやすくなります。

石狩街道に入って、9㎞地点で、道マラ名物「創成トンネル」に入ります。

 

去年もそうだったんですが、トンネルの中はもぁ~っとした空気で、サウナみたいですね。

ここで体調がちょっと悪くなり、頭がクラクラしてきましたが、「トンネルを出るまでの我慢」と割り切り、ペースを少し落としながら、ちんたら進んでいきます。

予想通りトンネルを抜けたら、また頭がクリアになって体調が戻ったんだが、この「湿度が高くて閉鎖的な空間がダメ」ってのは、メンタル的なものもあるのかね。

 

10㎞地点通過。

時刻は10時4分。

関門閉鎖時刻は10時15分なので、11分セーフ!

ちょっと余裕が出てきましたね。

 

コースは北24条通りに出て、「ジャック・スパロウ」の仮装で走る「たいがぁ」さんとご一緒します。

ここでも家族の応援を受けてパワーアップ。

10㎞過ぎて、やっとエンジンがかかってきたかな。

にしても、目立つ仮装の人と一緒に走ると、沿道の応援は全部そっちの方に持っていかれる(笑)。

別に人気争いをしているわけではないのだが、ちょっとジェラシーを感じてしまうのであった。

 

14㎞地点で、早くも反対車線を走る先頭ランナーとすれ違いますな。

いつ見てもトップ選手の走りは、42.195㎞を短距離走の勢いで走っているように見える。

私が時速9㎞で進んでいて、トップランナーは反対側から時速20㎞ぐらいでやってくるわけだから、相対速度で言えば30㎞/hぐらいのスピードで走っているように感じられるんだなあ。

もうこれは人間ではなく、原付の速さじゃん。

 

15㎞地点通過。

時刻は10時39分。

関門閉鎖時刻は10時55分だから、16分セーフ!

もう関門は気にしなくてもよさそうかな。

今のペースでずんどこ進んでいこう。

 

19㎞からは、道マラ名物「魔の新川通」に入ります。

ずっと殺風景な日陰のない直線が続く、ランナー泣かせの道ですが、私は昔この辺に住んでいたこともあり、どの辺に何があるかわかるのが強みです。

大型書店「コーチャンフォー新川店」、スーパーアークス、札幌手稲高校、前田森林公園をランドマークにすれば、そんなに飽きなく走れるんじゃないかと思います。

この辺は街中に比べると、確かに応援の数は減るが、クラブチームが設営する「私設エイド」の数も多く、ランナーを元気づけてくださいます。

 

20㎞手前では、今年も国際情報高校の吹奏楽部が、にぎやかに応援メロディーを奏でてくれます。

これも北海道マラソンを走るひとつの楽しみであります。

 


www.youtube.com

 

私が通過したときは、大黒摩季の「ら・ら・ら」が演奏されていましたが、個人的には、甲子園応援で智辯和歌山が使う「魔曲 ジョックロック」が聞きたかった。

これを聞くと、気分だけは「こっから逆転優勝!」ってなりますね。

 

20㎞地点通過。

時刻は11時13分。

関門閉鎖時刻は11時35分ということで、かなりセーフ!

よし、かなり貯金ができたぞ。

 

体調も安定してきたし、これで今年も楽しく北海道マラソンは完走できるなと確信いたしました。

 

(つづく)

オホーツク網走マラソン2024 2週間前

今朝は雨降りで、最低気温が13度と下がった釧路。

しかし、クラブ練習会の始まる9時前には雨は上がり、気温も17度と、走るにはいい感じの気候になってきましたね。

 

網走は道マラより制限時間も長いし(6時間半)、気候もちょっとは涼しくなるだろうということで、ルナサンダルでも走れるかなあと思っていたが、道マラ後から強くなっている左脚のしびれが、なかなかよくならないんだよなあ。

 

 

整骨院には通っているが、イマイチ良くなっているのか悪くなっているのかようわからんという状態なので、とりあえず2週間分の「しびれ止め」のお薬を調達いたしました。

網走までに改善が見られなかったら、おとなしく整形外科受診しようと思います。

しびれはあるけど、痛みはないんで、走ったり自転車漕いだりするにはそんなに影響がないんだがな。

(むしろ、仕事中、じーっと座っている時間が長い方がつらい)

 

そういう状況なので、網走では着地衝撃をモロに受ける「裸足にサンダル」よりも、シューズで走った方がいいだろうと、大人の判断をしましょう。

せっかく参加賞のソックスも貰ったことだしな。

 

 

この「YAMAtune」提供のソックス。

以前、トレランの大会に出たときの参加賞でも貰ったが、極めて走りやすく重宝しております。

 

www.yamatune.jp

 

 

シューズはゴールの「ひまわり畑」の色に合うように、ペガサス38を使いましょう。

もう4シーズン目ぐらいになるこのシューズ(はっきりしたことは覚えていない。スポーツDEPOで定価の半額で買ったということだけは覚えている)、網走マラソンを引退レースにするのがちょうどいいだろう。

今までありがとうございました&お疲れ様でした。

 

 

んで、ソックスの他に参加賞で貰った「ランニングキャップ」を被って、クラブ練習会に臨みましょう。

これも普段使いするには、いい感じだな。

デザインもシンプルでよい。

 

 

クラブ練本体は15㎞で終わったのだが、大会前に少しでも長い距離を走っておこうと、練習会終了後に7㎞コソ練して、本日のトータル走行距離は22㎞。

大体キロ6分で走ることができ、状態は戻りつつあるかなあと。

ただ、去年と比べて回復力がかなり遅くなっているんで、あとは疲れを残さないようにゆるっと過ごすことが大事だな。

昨日のロードバイク80㎞ライドの疲れが、まだ残っている私です。

特にタイムを狙っているわけでないので、こっからはコンディショニングを重視していきましょう。

 

キロ5分を切るようなスピードでガシガシ走る能力は衰えましたが、ゆっくり一定ペースで長く走る能力はそんなに衰えていないようなので、2週間後は「ちょっと短いサロマ」のつもりで、4時間半~5時間ぐらいでエイドも含めて楽しんでいきたいと思います。

 

さようなら。

北太平洋シーサイドラインを自転車で(2024)

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以前にも全く同じタイトルでブログ書いてるんで、今回は「2024」とつけてお茶を濁すことにします。

7月にも同じ道通ってサイクリングしようと思ったんだが、体調がイマイチで途中で引き返しました。

 

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今思えば、この日無理して自転車に乗ったのが「長い体調不良」の始まりになったな。

事前のトレーニング計画よりも、自分の身体の声に、素直に耳を傾けるべきだと反省した1日でした。

 

今日は朝はぐっと冷え込み、自転車にはちょうどいい気温になったし、天気もとびっきりいいんで、2ヶ月前のリベンジライドに行ってみよう!

釧路で快適に自転車に乗れる期間は短いので、有効に使わなくては。

 

 

昆布森の集落から2㎞ぐらい上りが続きます。

急ぐわけでもないんで、ギアを落としてえっちらおっちら進んでいきましょう。

「なあに、日が暮れるまでに上りきればいいんだ」と、ゆるい気持ちでやっていこう。

ランもバイクも、長い距離を一定のペースで進むには「頑張らない」ことがポイントになると思います。

 

この道は平らなところがほとんどなく、上ってるか下ってるのかのどっちかであり、自転車泣かせの道なのであるが、去年ウルトラマラソンの練習で、ランで進んだのが自信になっているな。

 

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以前のように「アップダウンばっかりで嫌だな」という気分にはなりませんでした。

こういう道を走るときは、考え事はしないで、脳と脚の神経を切り離して、機械のように脚を動かすに限ります。

それが果たして面白いのかどうかというのは、別の問題であるが。

 

 

33.5㎞地点のパーキングエリアで休憩。

すすきと雲が「秋だな」と感じさせるね。

 

 

パーキングエリアの地名は、読めないし書けない。

この道は、このような難読地名が集まっています。

 

 

ロードバイクは、ランニングに比べると、準備がめんどくさいし、金がかかるし、イベント参加も「バイク運搬」という手間があって、ちょっとハードルが高いが、こういう道を風を感じながら走ると、「二輪趣味でよかったなあ」と思うね。

別にロードバイクでなくても、スクーターでもママチャリでもいいので、「この道は天気のいい日に是非二輪で走ってほしい」と、全世界に訴える私なのであった。

 

 

ちょっと苦労しながら、絶景を拝むと、スーパーで70円で売ってるまんじゅうも、高級グルメのように感じてしまうのだよ。

 

北太平洋シーサイドラインを抜けると、国道44号線に出て、尾幌のコンビニに寄っておやつを買うのが、私のルーティン。

 

 

買ったおやつは、貨車を利用した無人駅の中で食べます。

夏の間は虫だらけで、モノなんて食ってる環境でないと思うが、今の季節だとちょうどいいですな。

 

 

こんな利用者の少ない無人駅にも、花壇が存在して、きちんと管理されているのね。

どなたかわかりませんが、このような花壇を管理してくださり、ありがたく思います。

秘境駅でも、花を愛でる気持ちは大切にしよう。

 

 

距離にして80㎞、獲得標高にして約800mのサイクリングでした。

今の私には、こんくらいの「半日で終わる」サイクリングがちょうどいいかな。

午後からは、エプソムソルトの入った風呂に入って、ぬくぬくしておりました。

 

 

あ、そういや、網走からいろいろ届きましたな。

帽子、ソックス、カレンダーと、実用性のある参加賞が素晴らしい。

ネット評価で「日本一の満足度」を誇る大会だけありますな。

 

2週間後の本番も、今日のような天気の中で、絶景とエイドを楽しみたいと思います。

走りは二の次三の次。

 

さようなら。

北海道マラソン2024 参加記(その1)

2011年に初参加してから、今回が9回目の参加となる「北海道マラソン」。

2008年までは「午後スタート制限時間4時間」の「エリートレース」だったんですが、2009年からは制限時間が「5時間」に延び、「これなら完走できるかも?」と勘違いしたのが、私のラン生活の始まりでした。

 

その後、フルマラソンのタイムが伸びるにつれ、「クソ暑い北海道マラソンなんて、タイムが狙えないので出ない!」と、「サブスリー病」におかされた時期もありました。

しかし、年に一度、「チームかっぱちゃん」のラン仲間に会え、遠方の家族にも応援してもらえる貴重な機会である「北海道マラソン」。

タイム度外視でエンジョイを決め込む、すっかり私にとっては欠かせない「年中行事」のひとつとなりました。

 

思えば2011年、「北海道マラソン完走したら、もう走ることなんてやめてやる!」という決意がひっくり返ったのが、新川通での「アンパンマンランナー」との出会いでした。

 

 

あれから10年以上経って、まだアンパンマンと共に北海道マラソンを走るなんて、誰が予想していたことでしょうか。

 

 

そして「仮装ランナー」の輪が広がり、「チームかっぱちゃん」のメンバーがこんなにも増えるなんて、誰が予想していたでしょうか。

北海道マラソン完走を目指して走り始めたころには予想もつかなかった出会いは、自分の意志の領域を超えた、神のはからいなのではないかと感じさせてしまいます。

仲間を作るのが超絶下手くその私ですが、人間、真面目にやっていれば、報われるのである。

 

 

去年の11月にロードバイクで転倒し、「外傷性くも膜下出血」で入院していたワタクシ。

その後、順調に回復してきたかと思ったんですが、7月に入って体調を崩し、予定していた「釧路湿原ラソン」と「ビホロデュアスロン」をDNS

それでも「北海道マラソンだけはどうしても出たい!!!」と、8月に入ってから体調不良の身体にムチ打って走り出し、どうにか北海道マラソンのスタートラインにつくことができました。

 

恐らく根性なしの私のことですから、2011年当時のような「ボッチ状態」では、あっけなく「道マラDNS」を決めていたことでしょう。

恐るべしは、ラン仲間と家族の力です。

ラソン個人競技であるが、仲間がいるから頑張れる。

 

 

もう、スタートラインに立つことができただけで感無量です。

というか、これから走る42.195㎞のことなど、どうでもよくなり、「もう帰ってもいいですか?」状態なのであったが、コース上には待っている家族もいるので走り出しましょう。

42.195㎞の「長い散歩」が始まります。

 

例のごとく「最後尾スタート」の私は、前方で行われていたスタート前のセレモニーの様子などさっぱりわからず、「あー、はるか300mぐらい前でスタートの合図が切られたよ」と、その後もやる気なくトボトボ歩いていたのであるが、合図から6分9秒後の「8時51分」、スタートラインをまたぎ、私の「北海道マラソン2024」が始まりました。

 

 

さ、こっから楽しい「旅」の始まりだ。

 

(つづく)

2024 9/1~9/7 ランニング週記

9月になりました。

釧路って言うと「霧」というイメージがある方が多いと思いますが、この時期から空気はカラッとして晴れの日が多くなり、サンマもおいしい9~10月が一番好きな季節ですね。

北海道の太平洋側は、6~8月はどんよりした天気が多く、転勤とかで4月に来ると、最初のうちは「何じゃこりゃ!」と鬱っぽくなりますが、お盆までの我慢です。

秋冬の太平洋側の気候を体験すると、「もう雪深い日本海側には戻りたくねえ」と思うことでしょう。

 

 

週間走行距離は50㎞。

土日は「1日ロードバイク、1日クラブ練」という流れが、今の自分にはちょうどよいかな。

 

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以前、「キューピーコーワゴールドすげぇ!」という記事を書きましたが、ケチな私は「ホンモノ」は高いと感じ、成分が同じの「ジェネリック」を買いました。

 

 

 

多分、気持ち的な問題だけだと思うが、「ホンモノ」よりも若干効果が薄いように感じるが、8月頭の絶不調のころに比べると、体調も回復傾向だし、まあいいか。

気温が低くなったこともあると思うが、ランニング中の心拍数も下がってきて、徐々にフィジカルもメンタルも取り戻しつつあります。

 

 

ジッと座っているときの、もも裏からお尻にかけてのしびれが我慢できなくなってきたので、クッションをゲットしました。

早速、昨日から会社の椅子にセッティングしたわけだが、効果は今のところ不明。

まあ、さすがに1日2日で効果が出るものではないわな。

 

んで、「楽天スーパーセール」真っ最中のこの季節。

ついついYouTubeを見ているうちに、余計な健康治療器具をポチリしてしまいました。

モノは来週に来るので、そのときにでも使用レポを書いていきたいと思います。

何か不調があると、ドラえもんが出す「機械がなんとかしてくれる」と、のび太君のような希望を持ちたくなりますね。

 

ホントはこの記事は、昨日の夜に書き上げる予定だったのだが、じじい化すると夜10時まで起きていることすらしんどくなってきますな。

ブログを書こうとしたら、「もう眠いよ、パトラッシュ」となってしまったので、朝にしこしこと文章を書いています。

 

「9時就寝、5時起床」と、無駄に健康的な生活習慣になっている最近の私です。

規則正しい生活で、月末の網走までしっかり整えていきましょう。

 

さようなら。