ゴシラン

走ることについて語ります

食べたいものの変化

以前のブログで、「揚げ物、洋菓子、菓子パンはランナーの敵だ!」という動画を紹介しました。

 


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しかし、これら3つは私の好物。

「私は酒が飲めないんだから、せめて甘いものぐらい自由に食わせろ!」と、スーパーの半額時間帯を見計らって、これらのものをドバドバ買い物かごに入れていました。

 

11月の自転車事故で「味覚障害」になってから、これらの好物を食ってみたところ

 

砂のような苦い油のかたまりのような味しかない。不味い!

 

という、衝撃の変化に気づいてしまい、それ以来、こういう食べ物を見ても、ちっとも食べたいと思わなくなりました。

これらの食い物から「味覚」というものを奪うと、単なる「毒」なんだなあとか思ったりして。

 

結局、菓子パンは全く食わなくなり、今は完全食「BASE BREAD」が昼のお供であるという生活を送っています。

 

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最近知ったことだが、「BASE BREAD」はレンジで温めると、ビックリするほど食感がよくなり、この食感を楽しむのが、昼休みの唯一の楽しみです。

いや、唯一は言い過ぎだろ。

 

晩ご飯のおかずも「揚げ物」が全くダメになり、最近は「納豆」と「もずく」を混ぜたものが最良のおかずになっています。

「もう、これさえあれば、ご飯が何杯でも行ける」っていうごちそうですな。

 

 

我がことながら、栄養的にも経済的にもやさしい食事である。

「いっそのこと味覚障害が治らない方が、生活の質が上がるのではないか?」

などと思ったりすることもある。

 


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最近、食い物で参考にしているのが「血糖おじさん」の動画。

動画に出ている「最悪の食べ物」である、「カレー」「ラーメン」「お菓子・アイス」「ジュース」「揚げ物」「菓子パン」の全てが今はダメである私は、「正しい食生活をしているんじゃないか」と錯覚するぐらいである。

 

しかし、こんな食生活をしていると、ただでさえ「引きこもり&コミュ障」気味の私なのに、ますます人と外食する機会がなくなってしまうな。

せめて、8月の北海道マラソンまでには、チーム「かっぱちゃん」の皆様と、美味しいジンギスカンが食べられるように味覚障害を治していきたいものです。

 

さようなら。

味覚障害と白糠町のいくら

年末になって、慌ててやってしまう節税対策が「ふるさと納税」。

ふるさと納税」というと「返礼品」というイメージがあり、「返礼品」というと「グルメ」というイメージがありますが、現在、大絶賛で味覚障害中の私にとっては、グルメと言われても、イマイチ食指が働かない。

特に肉系の脂っこいものは、砂のような味しかしなく、全く食う気にならないのですよ。

 

とは言え、節税対策はやっておきたいので、これだったらまだ食えそうかなあと、12月の末に、釧路の隣町「白糠町(しらぬかちょう)」に寄付をして、「いくら」をゲットすることにいたしました。

 

 

そんなわけで、年末に寄付をして、先週「いくら」が届いたわけであります。

 

 

200gの冷凍いくらが、4パック届きました。

「12時間冷蔵庫に入れて解凍すべし」ということで、昨日の朝7時に冷蔵庫に入れて、昨日の晩御飯として、豪勢に「いくら飯」を食ったわけであります。

飯を食う前に、プールで腹を空かせておくことも忘れてはならない。

 

 

どーん!!

 

米よりも多いいくらの量に、テンションもダダ上がりというものだ。

 

しかし、味覚障害であまり味を感じることができない身。

舌磨きを始めてから、徐々に改善しつつはあるが、果たしてこれを美味しく食べられるのかは気になるところ。

せっかくのいくらが不味かったら、全てが台無しなのである。

 

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いただきます。

 

うむ、舌先では苦く感じてイマイチかも……。

 

しかし、舌の奥の方に入れて、時間が経つと、いくら本来のうま味が口いっぱいに拡がるではありませんか!

う、うまい!!

これだけ物を食ってうまいと感じたのは、すごく久しぶりかもしれない。

 

ごちそうさまでした。

 

「食事=栄養補給」と、カプセル剤を飲むような食事が続いておりましたが、ようやく「食事=楽しみ」と感じられるようになりました。

いくらは、あと3パック残ってるんで、これを週に1回の楽しみにしていこう。

これで生きる希望が湧いてくるというものだ。

 

デザートの「甘熟王バナナ」は、ほとんど味がしなかったが、そんなことは些細な問題だ。

少しずつ「美味しい」と感じられる食べ物が増えて、また食事の時間が楽しみになるときが来ればいいですなあ。

 

尚、舌磨きは、舌だけではなく、上あごの部分も磨いてあげると、より効果が出ると思います。

ありがとう、白糠町

また、そのうち気が向いたら走りに行く。

 

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さようなら。

2023 1/7~1/13 ランニング週記

元々なかった正月気分ですが、1月も10日を過ぎると、すっかり世の中も日常を取り戻してきましたね。

氷に覆われた釧路市内では、まだまだ「冬眠状態」が続きますが、冬の間はインドア生活をそこそこ楽しんでいきましょう。

 

 

今週も祝日があった関係で、ワークアウトは多め。

先月に比べると、状態は戻りつつあるかなあ。

睡眠や休養をしっかり取っているので、疲労度はそこまででもないです。

まだまだ味覚など、戻っていない部分は多いですが、戻っていない部分を嘆くのでなく、復活しつつある状態を喜ぶことにしましょう。

 

 

ガーミン測定のVO2maxが「60→56」と落ちたというのもあり、あまり「180ー年齢」というマフェトン心拍数にはこだわらずに、「最大心拍数の70~80%」(私の場合で言えば心拍数140~150ぐらい)を意識しました。

きっかけとなった動画はこれ。

 


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中強度の30~40分ぐらいのワークアウトがよい」ということで、少し従来より強度を上げています。

ただ、ランだとまだちょいキツいので、今はローラー台でバクバクさせるぐらいがちょうどいいかな。

試行錯誤しながら、「鍛え過ぎず、疲れ過ぎず」のラインを探っていきましょう。

スイムは、特に競技を意識していないので、今はクラゲ状態でダラダラ泳ぎ、ほぼ銭湯代わりにプールを使っている状態です。

まあ、アクティブレスト代わりにするぐらいで、ちょうどいいかなと。

 

関係ないが、以下の本の「プールへ行こう!」の項目を読むと、風呂代わりにプール使うのもありかなあという気がして、プール通いのモチベーションが上がる。

 

 

奥田英朗の「イン・ザ・プール」と並ぶ、スイムのモチベーションを上げるおススメ本です。

スイムだけなら、ジム通いと違って、着替え等準備するものも少ないし、黙々と水の中で動いていればいいので(泳ぎながら会話などできない)、私のような引きこもり系の人間には向いているスポーツのような気がする。

 

さようなら。

2024年初通勤ラン

ツルツル路面が嫌だったり、体力的にまだ戻っていないなあと思っていたりで、しばらく通勤ランはお休みしていたのだが、そろそろ大丈夫かなと、今年初通勤ラン。

なんだかんだで、平日はラントレの時間を別に作るよりも、通勤帰宅ランの方が効率的に時間が使えていいんだよね。

 

しかし、今日の釧路は最低気温がマイナス17度と、外は冷凍庫のような朝なのであった。

 

 

こういう寒い日のランニングに必須のアイテムは「バラクラバ」ですな。

もう恰好がどうこうなどと言っている場合ではない。

「ニンジャスタイル」で、朝の街を走るのだ。

 

 

あー、さみー、さみー。

画像では寒さがさっぱり伝わらないのがあれだが。

ちなみにマイナス10度を下回ると、氷路面は意外と滑らず、そこまで走るのに苦にはならない。

寒冷地の方以外にはわからないネタだが、スタッドレスタイヤのCMで「氷でなくて水で滑る」というのは本当なんだなあと。

マイナス2桁になると、「氷の上に水がうっすら張る」ということもないのである。

 

「寒中雪中ラン」、ただの苦行のように思えるかもしれないが、夏場と違って汗を一滴もかかないので、案外快適だったりする。

通勤ランで悩ましいのは、実際に走るよりも、走った後の汗の始末だからな。

 

ちなみに服装はこんな感じ。

 

 

バラクラバに加え、裏起毛のウィンドブレーカーに、ユニクロのジョガーパンツ。

 

 

手先が極端に冷え性の私は、ミトン手袋(北海道弁で「ぼっこ手袋」)とインナー手袋の2枚重ね。

これで指先がもげるように冷えるということはない。

 

あとインナーとして、TESLAのコンプレッションウェア上下。

これは以前もブログで紹介した。

 

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お金のある人は「アンダーアーマーコールドギア」を使うのが一番いいと思うが、貧乏人はTESLAのウェアで十分だ。

経験上、これでマイナス20度までは戦える。

 

 

退勤後は帰宅ラン。

気温はマイナス2度まで上がっていた。

寒冷地に住んでいない人にとっては、マイナス17度もマイナス2度もあんまり変わらんって思うかもしれんが、夏場で考えると「30度と15度」の違いになるんだから、その差は大きい。

実際、このくらいの気温になると、スケートリンクの上に水が浮いて滑りやすくなるし、TESLAのインナーを着ると暑いぐらいに感じるのであった。

同じ氷点下でも、15度の気温差は大きい。

 

入院前だったら「通勤ラン5㎞、帰宅ラン5㎞」など楽勝であったのだが、今はやはり少ししんどく感じるな。

走っている最中は大丈夫なのだが、走り終わった後にガクンと来る感じがする。

やっぱ、ローラー台や水泳に比べると、ランニングは消耗するスポーツなのだなと。

今晩はさっさと寝ることにしよう。

 

今日はカチンコチンに冷えた釧路でしたが、明日は気温がグッと上がり雨が降る予報になっています。

またスケートリンク路面に磨きがかかるのか、勘弁してくれ。

 

さようなら。

運動の神話

 

 

 

図書館から借りた本を、正月休みを利用して読んでみました。

そんな厚い本じゃないから、サクッと読めるかと思ったが、翻訳本独特の冗長な文章で、正直読むのが苦痛でありました。

内容自体は面白いんだが、結論に至るまでの過程がまどろっこしすぎるのよね。

 

この本の目的を簡単にまとめると

 

人類学的に、ヒトの最適な運動量や運動頻度はどの程度なのか?

 

ということです。

 

まあ、結論だけをまとめると、身もふたもないことになるのだが、そこに至るまでの過程はまどろっこしいながらも、興味深いものがありました。

 

んで、個人的は「おお、これは」と思ったところが2点。

 

抗酸化剤を投与された人は体内で生成される抗酸化剤の量が少なかったため、より多くの酸化ダメージを受けていた

 

我々中高年が、マラソンのような激しい有酸素運動をするとき問題になるのが、「体内の活性酸素」の増加。

詳しいことは詳しい人に説明してもらうとして、簡単に結論だけを言うと、この活性酸素が悪さをして、老化現象を進ませる諸悪の根源となるのである。

んなわけで、「活性酸素」に対抗するために、「抗酸化物質を取り入れる」ということが一般的には推奨されている。

トレイルランナーの鏑木毅氏が、抗酸化物質として「アスタキサンチン」を取り入れているということで、私も真似をしていたのであったが、本当に効果があるのかどうかはわからんということなのだろうなあ(実際、私に関しては、効果はよくわかっていない)。

尚、筆者は「分子生物学」を唱えるポーリング博士に対して、ケチョンケチョンな評価を下しております。

 

 

代謝性代償』で、非常に活動的な人の一日のカロリー消費量と、そうでない人のカロリー消費量はほぼ変わらない

 

要するに日頃動いている人は、身体が「動いている状態」に適応してしまい、余計なことにカロリーを消費せず、安静時の代謝率が減少するということである。

私の場合だと、「週100㎞」ぐらい走っていた状態に身体が慣れてしまったので、その半分ぐらいの運動量の今では、そんなに食っていないにも関わらず、太りやすくなったということだろうか。

実際、自転車事故前に比べると、体重にして2㎏ほど、体脂肪率にして3%ぐらいの増加が見られている。

味覚障害で、ジャンクフードがほぼ食えなくなったのにも関わらずだ。

今の生活を続けていれば、今の生活なりに安静時代謝率が戻るのかどうかは、本書に書かれていなく不明。

 

このことについては、以下の本にも詳しく書かれているようだ。

私はまだ読んだことがないが。

 

 

まあ、「代謝性代償」は、あくまで仮説であって、どこまで真実なのかようわからんがな。

 

 

この本の結論だけをまとめると、本文なんかを読むよりは、訳者のあとがきを先に読んだ方が手っ取り早いですな。

 

運動は必要かつ楽しめるものにしよう

有酸素運動を中心に、多少のウェイトトレーニングも行おう

運動は、しないよりしたほうがいい

年齢を重ねても続けよう

 

と、一般的に「常識」と思われているものである。

まあ、健康については生活習慣もさることながら、「遺伝子ガチャ」の要因が強いので、何が一番健康にいいかということは一概に言えないが、確率的に運動の健康に対する効果は大きいような気がしますので、楽しめる範囲で自発的に行うのがよろしいのではないでしょうか。

 

私はこの本を読んで、久々にケトルベルを引っ張り出しました。

筋トレもちょこっとはやっていこう。

 

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さようなら。

2023 12/31~2024 1/6 ランニング週記

なんか知らんうちに、バイクやスイムが混ざってしまって、タイトルの「ランニング週記」に偽りがあるような気がするが、素知らぬ顔で今年もこのタイトルを通したいと思います。

 

 

年末年始でたっぷり休暇があったのもあって、最近にしてはオーバーワーク気味。

「週40~50㎞」とか、数字の目標作っちゃうと、それに縛られて疲労度を考慮に入れなくなるので、そこは気をつけていきたい。

正月3が日は、ガーミンさんから「休養指令」が出ているのを思いっきり無視してしまいました。

寝正月になった原因は、これに違いない。

 

 

スイムの方は、昨日ブログに書いたように「釧路市プール」に舞台を移して、銭湯に通うような気持ちで、ダラダラと泳いでおります。

ガーミン装着可ということで、今日はガーミンをつけて泳いでみました。

(ただし、ガーミンの上からカバーはかける)

 

 

ガーミンさえあれば、もう数を数える必要はない。

疲れるまで好きなだけ泳ごうぜと、小一時間ぐらい泳いでいたのだが、1000mしか計測されていなくてビックリ。

1500ぐらいは、自分では泳いだつもりなのだが。

 

しかし、1500にしてもあまりにスピードが遅すぎて、やる気がなくなってしまうので、もうガーミンをつけて泳ぐのはやめることにしましょう。そうしましょう。

私がスマートウォッチをつけて泳ぐのは、仕事上、携帯の着信を知る以上の目的はないので、あんまり数字には縛られないようにしよう。

着信知るだけなら、安いXiaomiのスマートウォッチで十分だ。

 

 

まあ、これだけ遅いスピードで、1時間弱泳ぎ続けられるのも、ある意味才能だと言えるので、そこは胸を張っていいだろう。

平均心拍数は2桁しかなく、「ゆっくり2ビートクロール」は、カロリー消費という意味では全然なのだなあと。

ダイエットしたいなら、プールなど行かず、おとなしく走った方がええと思うで。

実際、マラソン大会、サイクルイベント、プール通いをしている人たちを見ていると、明らかにマラソンランナーが一番シュッとした身体してるので。

さようなら。

51歳になってしまいました

本日1月5日をもちまして、ワタクシも1つ年輪を詰み重ねることになりました。

よう51年も生きてきたなと。

ワシは若いころ、あまりにメンタルが弱いので、35ぐらいで自〇するんじゃないかと思っていたが、しぶとくここまで生き残れただけで満足です。

「51」という数字で「イチロー」が真っ先に思い浮かぶが、どうひっくり返っても、私がイチローのように過ごせるはずもないので、今まで通り淡々と1年を過ごしていきたいと思います。

年末年始のランもローラー台も飽きたので、今日はプールに行くことにしました。

 

 

先月まで通っていた釧路町のプールが冬季休業に入ったので、今日からは釧路市のプールを使います。

 

 

1ヶ月3750円で使いたい放題と、リーズナブルな価格設定になっています。

1回の使用料が500円なので、一ヶ月で8回通えば元が取れる計算になりますな。

週2~3ぐらいの頻度で、ダラダラ通うことにいたしましょう。

 

約2週間ぶりのスイムであったが、そんなに泳ぎ方は忘れていなかったですな。

300m、500m、200mとクロールを泳いで、計1㎞で終了。

今の私は10㎞ランよりも、1㎞スイムの方が、体力的な負担は小さいかもしれない。

スイムはランよりも「コツ」の側面が強いので、もうちょい楽に泳げるコツをつかんでいきたいところですな。

まあ、散歩するようなスピードで、ダラダラやっていきましょう。

 

今年はランの記録は望めそうにないんで、スイムでちょっと頑張ってみようかな。

とは言え、いきなり「トライアスロン」ってのもハードルが高いので、今年の目標は「バタフライで25m泳ぐ」ってことにしようかな。

(ちなみに今は、バタフライは1㎜も泳げない)

 

平泳ぎや背泳ぎをすっ飛ばして、「クロールとバタフライしか泳げない」ってのも、私らしくてよいだろう。

なんか市民プールでバタフライで泳ぐことって、走り高跳びで、背面跳びをあえてやらずに、ひたすらベリーロールで跳ぶぐらいのカッコよさを感じる。

ニッチでマイナーなところを攻めていこうじゃないか。

51にしての挑戦である。

 

トモキン先生の動画や、以下の書籍を参考に、バタフライ道を突き進んでいこうと思います。

 

 

この本によると、「バタフライが一番簡単だ」ってことになってるけど、本当かいな?

まあ、自分自身を実験台にして、試すことにしてみよう。

何事も「トライ&エラー&修正」である。

 

 

味覚がちょっと復活してきたんで、誕生日の今日ぐらいは、好きなしめさばでキメようと思ったが、残念ながら味はしませんでしたね。

まだまだ「納豆+もずく酢」の方がごちそうに感じられる、チープな食生活の私です。

 

まあ、去年は「挑戦しすぎ」で色々あった50歳でしたが、今年は挑戦はほどほどにして、「楽しむ」ことを重視した1年にしていきたいですな。

51歳の1年間も、よろしくお願いいたします。

 

さようなら。